今日から9月、葉山の公立小中学校では学校が始まりました。

夏休み最終日の昨日は、埼玉県立近代美術館へ

『戦後日本住宅伝説ー挑発する家・内省する家』展を

観に行ってきました。会期が昨日までと言うこともありまして、

会場では、同様に滑り込みで観に来ていた建築士仲間に

バッタリと出会ったり、沢山の人たちで賑わっていました。

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写真は、黒川 紀章さん設計の

中銀カプセルタワービルのカプセル内部になります。

30年前に思い描いていた未来のデザインを時を経た今、

こうして観ることはとても興味深い経験です。

全体の内容としましては、戦後日本の住宅史を

あらすじと言うにはザックリですが、

おおまかに掴める流れになっていて判り易かったです。

図録が会期途中で売り切れてしまうほどの人気だったようです。

詳しくは9月3日発刊のメルマガで設計の田中が触れますので、

是非、こちらをお読みいただけますとうれしいです。

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また、埼玉県立近代美術館は、改修工事のため

本日から来年4月10日までの間、全面休館になるとのことです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

昨日は、東京ドームまで行って来ました。

とは言いましても野球観戦をしたのではなく、

窓を考える会社YKKapのフォーラムに出席してきました。

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今年は、新製品でU値0.91の高性能トリプルガラス樹脂窓と

防火設備として個別認定を取得した樹脂窓についての

プレゼンテーションと展示がありました。

トリプルガラスの窓は葉山辺りではややオーバースペックですが、

防火設備としての認定を取得した樹脂窓につきましては、

東京や神奈川などの住宅密集地の準防火地域内でも

断熱性能の高い樹脂窓が使用できるようになりますので、

うれしいことです。

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また、後半は慶應義塾大学教授の伊香賀俊治工学博士による

『窓と健康』”住環境”で減らす病気リスク

の講演が行われました。

松匠創美ではこれまで、暖かい家では

寒さによる風邪をひかないため喘息も起きにくくなると言う

自身の実体験より高断熱の家づくりを推奨して参りましたが、

今回の講演を聞き、まだまだサンプル数は少ないようですが、

喘息以外でも住宅を高断熱化することによって

病気のリスクを減少することができるとの

データによる裏付けがあることを知り心強く感じました。

これから行われる実証事実験にも注目していきたいと思います。

もう少し詳しい内容は、明日朝8:00発刊のメルマガで

田中がまとめていますので、合わせてお読み頂けるとうれしいです。

松匠創美メルマガはこちらになります。

昨日は、味の素スタジアムまでサッカー観戦へ行ってきた

ことについて書きましたが、その前に、

折角調布まで出かけるのならばと立ち寄ったところがあります。

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それは、照明器具メーカー『ODERIC』のショールームです。

今回は、様々なLEDのあかりを体感してきました。

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左:電球色タイプ LED 7.1W(2700K)

右:昼白色タイプ LED 7.1W(5000K)

消費電力は同じLEDで、色温度ケルビン[K]の違いう

二つをを比較しています。

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右:白熱灯60W

中:蛍光灯15W(電球色長寿命電球型蛍光灯)

左:LED8W(電球色タイプ)

同等の明るさにするためのランプによる消費電力の違いを

比較しています。このように実際に比較してしまいますと

電球の自然なあかりは魅力的です。

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左:LED14W昼白色タイプ

右:LED9.2W昼白色タイプ

同じ昼白色タイプのLEDで消費電力による明るさの違いを

比較しています。LEDは14Wもあるとかなり強く感じました。

LEDが光源の主力になり、照明器具が様変わりする中、

予てより早いタイミングで見学に行きたいと思っていましたので、

ちょうど良い機会になりました。