今日は、『橋を架ける家』 ご紹介の最終回です。

水回りは、写真右奥にあたる主寝室の奥に

配置されています。

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終の棲家としてクライアントさんからのご要望が、

トイレの入り口を便器の正面からではなく、

便器の横側から出入りできるようにして欲しい

というものでした。

ご主人は、介護関係の資格をお持ちで、

その方が介護がしやすいからということでした。

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写真奥にトイレ、間に収納棚のあるホールを挟み

手前に洗面脱衣室と浴室と並んでいます。

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ホールの棚は、可動式で床部分には、

床下の配管を点検するための床下点検口を

設けています。

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浴室は、3枚引戸にすることで広い開口と

北側の洗面脱衣室へ明かりを取り込んでいます。

さて、6回に渡りご紹介をしてきました

『橋を架ける家』の間取りは、

平屋が好きで、自分が終の棲家を建てるのならば・・・

と、時間があるときにいろいろと

計画をしていた中の一つを元に手を加え

ご提案させていただいたものでした。

そんなこともあり、完成後の暮らしの

様子を伺わせていただいた折には、

とても感慨深い思いで聞かせていただきました。

末永くお幸せに暮らしていただきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日は、ずいぶんと間が空いてしまいましたが、

今年の春に完成しました『橋を架ける家』の続きで

ロフトのご紹介になります。

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既にご紹介をしましたLDKの上部は、

吹抜けの勾配天井になっておりましたので、

ロフト空間は、それ以外の主寝室や

ウォークインクローゼットの上部になります。

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このロフトへは、少しだけ勾配が急なのですが、

最近では珍しくなりました「箱階段」で上ります。

今回は、クライアントご夫妻が共に小柄ということもあり、

スペースの有効利用とコスト削減策として、

「箱階段」を採用しました。

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ロフト側からリビング側を見下ろしますと、

こんな感じで、家全体を見渡すことができます。

写真向かって左側の天井が低くなっている部分には

リビングから目隠しになるように壁を設け、

趣味の道具を置けるようにしました。

そして、右側は南側に当たりますので、

手摺にして少しでも明るさが下りてくるようにしています。

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ロフトと言うことで大きな窓は設けられませんが、

南側に取り付けた窓から差し込む光が、

壁に反射しロフト全体を明るくしています。

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同様に北側に取り付けた窓からも安定した光が差し込み、

昼間は十分に明るく利用することが可能です。

『橋を架ける家』のご紹介は、次回が最終回です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日は少し間が空いてしまいましたが、

『橋を架ける家』内部ご紹介の続きになります。

お料理が得意な奥様の元へは、お子さんご家族が

お孫さんを連れて遊びにいらしたり、

ご主人の趣味のお友達が集まったりされるとのことで、

寛げるLDKは天井を高くし、広がりを持たせました。

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それ以外の部分は、シンプルに

ウォークインクローゼット付きの主寝室と

ご夫妻の趣味のものを納めるロフトがあります。

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大きな梁が2本かかっている主寝室。

南側には掃き出しの窓、

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西向きには小さな風抜き窓があります。

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入り口を入って正面がウォークインクローゼットです。

ウォークインクローゼットにも窓を設け、

明り取りと風抜きができるように配慮しました。

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一部ロフトへの階段がかかっているのですが、

その下も収納として利用できるようにしてあります。

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次回はロフトをご紹介いたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。