人生100年時代。40代で家を建てたら60年は住みつづけたい。
建てる時にかかる費用は大きな負担にはなりますが
住みつづけた時にかかる費用も忘れることはできません。
松匠創美では、将来のことも考えご提案をしています。

お金のこと

松匠創美は、家を商品としては捉えていません。
建てた時が完成なのではなく、お客様がご家族と住み継ぎ、生活を重ねていく中で作り上げていく「家族のかたち」だと考えています。
そのような「家族のかたち」を、「坪単価いくら」で表現できるものではありません。
お客様のご家族のかたちがすべて違うように、ご予算もすべて違います。
松匠創美は、お客様と丁寧に向き合い、「どうやればこの予算で家が出来るのか」を一緒に考え、アドバイス、ご提案申しあげようと考えています。

そこで、これまでお客様からいただいたお問合せの代表的な次の3つの質問と、松匠創美の考えを掲載させていただきます。

1)「相談」は有料ですか?

ご相談は無料です。お気軽にオフィス兼モデルハウスへお越しください。建物の中もご案内いたします。

2)プランを作っていただくのは、有料ですか?

第一案は無料です。お話をしっかりお伺いして、松匠創美が考えるご予算内でできる精一杯の“理想の家”をご提案させていただきます。
左の写真のような平面図・立面図・模型で、私たちの想い、力、技術をお確かめください。
ご納得いただきましたら、設計契約を結び、より理想の家に近づけるための修正や変更などの詳しいお打合せに進みます。

3)家を建てるのには、どのような費用が掛かりますか?

家づくりには様々な費用が掛ってきます。
その費用の内訳は大きく分けると設計費用、工事費用、その他の費用と三つに分類できます。詳しくは、下記の表に整理しましたので参考にしてください。

設計費用 設計工事監理費 敷地調査 初期の設計与条件を明確化
基本設計 主に間取りの決定
実施設計 実際に家を建てるための図面の準備など
建築確認等の申請 建築確認申請の他、関連法規の手続き
工事監理 設計意図の伝達、監視業務、計画の見直しなど
工事費用 建築本体工事費 仮設工事 配置決め、足場、仮設電気水道、養生、清掃など
基礎工事 土工事、地業工事、コンクリート・型枠・鉄筋工事など
木工事 構造材、羽柄材、造作材、仕上材、建材などと施工費
屋根・板金工事 屋根葺、霧除け、水切板金、樋など
外装工事 外壁の防水、仕上工事
外部建具工事 外部に面する窓とドアなどの運搬取付
内部建具工事 部屋や収納のドア類の製作取付
左官・タイル工事 塗り壁仕上やキッチン、玄関のタイル貼など
塗装工事 木製建具やフローリングの保護など
内装仕上げ工事 畳敷込、リノリウムシート貼、壁紙貼など
雑工事 断熱工事など
設備工事費 住宅設備機器工事 キッチン、浴室、WCなどの住宅設備・衛生設備機器
電気設備工事 電灯、スイッチ、コンセント、電話、インターホンなど
空調設備工事 換気設備、冷暖房設備など
給排水設備工事 給水・給湯・排水配管、住宅設備機器取付など
床暖房設備工事 熱源機、配管など
付帯工事費 解体撤去 既存建物や障害物、立木など
宅地造成工事 傾斜地で指定区域内の場合
地盤改良 地盤調査の結果、補強が必要な場合
防蟻・防腐処理 周辺環境により液状活性触媒炭塗布
造作家具工事 大工が造るオリジナル家具の製作
電気・給排水引込工事 宅地内に電気、水道、ガスが整備されていない場合
浄化槽工事 下水道処理施設がない地域
ガス設備工事 都市ガスの場合
外構・造園工事 門扉、塀、玄関アプローチ、駐車場など
諸経費 現場管理費 保険料、施工図作成費、通信交通費など
一般管理費 会社経費
その他の費用 工事完了前 地盤調査費用 スウェーデン式サウンディング調査
上下水道加入金 自治体によって必要な場合
仮住まい費用 建て替えの場合
地鎮祭・上棟式費用 ご意向により
工事完了後 火災保険料 引渡し時より加入
引越し費用 引越し業者に依頼
照明器具 取付費は工事費用に含まれています
家具・装飾費用 カーテン・ブラインド、ベッドなど
登記費用 司法書士に依頼
税金 登録免許税、不動産取得税、固定資産税、都市計画税
CATV、インターネット ご計画によって

保険・保証

松匠創美では、工事期間中は総合工事保険に加入し、工事中の万が一に備えています。

お引渡し後につきましては、瑕疵担保責任保険により構造耐力上主要な部分および、雨水の侵入を防止する部分をお引渡しから10年間保証しています。また、土地の地盤につきましても地盤調査を行い、地盤による建物被害をお引渡しから20年間保証致します。

このような一般的な保証は当たり前になっていますが、そんな杓子定規の関係だけでは、本当の保証やメンテナンスはできないのでは…と考えています。たとえば、ちょっと心配なことや不安に思うことなどでも、実際に何かあった時に対応するのは当然なのですが、可能な限り実際に何かが起きてしまう前に気軽に声をかけていただけるような関係でありたいと願っています。建てて終わりではなく、暮らしはじめてからもずっと、共に家を見守る存在でいたいと思っています。

アフターメンテナンス

長期の仕様に耐える素材を選び、丈夫な構造で、結露などを起こさない性能を持った家づくりに努めてはいますが、メンテナンスフリーという訳にはいきません。日々の暮らしの中で時折、家の声に耳を傾けて下さい。そして気になる部分がございましたらお気軽にご連絡下さい。ご自身で対応出来ること、私共で対応できること、メーカーやプロの力が必要なことなど、そのケースに合わせた対応を致します。

日常生活では無垢の木の傷やお手入れを心配される方もいらっしゃいますが、無垢の木は硬いものがぶつかって凹んだとしても、蒸しタオルを当てておいたり、アイロンをあてると戻る性質があります。お手入れも固く絞った雑巾で水拭きをして、時々オイルを塗る程度で十分です。必要以上に神経質になる必要はありません。おおらかな気持ちで使っていただくと、時とともに色づき、キズが重なることにより、私たち人と同じように味わい深いものに変化していきます。

お手入れの方法はそれぞれの素材によって異なります。お気軽にお問合せ下さい。