松匠創美のメールマガジン「木の家を知る・建てる・暮らす」
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ゴールデンウィークは要注意?これからのシロアリ対策と「外来種」の脅威
今年もゴールデンウィーク中に、
友人から「シロアリが出た!」と連絡がありました。
例年、この時期はシロアリの羽アリが飛び出す時期と重なるため、
ご相談が急増します。
これまでの対策だけでは防げない、
新しいシロアリの脅威が
私たちのすぐそばまで迫っていることを
ご存知でしょうか。
日本のシロアリと「外来種」の怖さ
日本には主に、全国に分布するヤマトシロアリと、
温暖な沿岸部に生息するイエシロアリがいます。
これらは「湿気」を好み、地面から「蟻道(ぎどう)」
というトンネルを作って床下に侵入し、
土台や柱を食べていきます。
しかし、近年特に警戒が必要なのが、
外来種のアメリカカンザイシロアリです。
東京・横浜でも被害が報告されています
かつては限られた地域の境界線で
語られていたアメリカカンザイシロアリですが、
現在は東京23区内や横浜市内の住宅街でも
その被害や生息が相次いで確認されています。
このシロアリが恐ろしいのは、
従来の対策が通用しにくい点にあります。
〇地面から来ない:
羽アリが飛来して、屋根裏や窓枠など、
家のどこにでも直接取り付きます。
〇乾いた木を食べる:
名前(乾材)の通り、
湿気がなくても乾燥した木材だけで生きられます。
〇発見が遅れる:
柱の内部を空洞にするように食べ進めるため、
表面から見ても気づきにくく、
気づいた時には深刻な被害が出ているケースが少なくありません。
なぜ、今シロアリ対策の「常識」が変わらなければならないのか?
高度経済成長期以降の住宅の多くは、
安価な輸入材に薬剤を散布してシロアリを防いできました。
しかし、薬剤の効果は数年で切れてしまいます。
さらに、近年の猛烈な雨量の増加や、
外壁のメンテナンス不足による雨漏りが壁の中を湿らせ、
シロアリを呼び寄せる原因となっています。
そこに「乾いた木でも平気」なアメリカカンザイシロアリが加わったことで、
日本の家は二重の脅威にさらされているのです。
松匠創美が提案する「ホウ酸」による恒久対策
松匠創美では、
このアメリカカンザイシロアリを含めた対策として、
以下の2点を徹底しています。
1. 確かな素材選び
乾燥させた4寸角のヒノキやスギを土台・柱・梁に使用します。
2. 「ホウ酸」による構造保護
天然素材であり、
目薬などにも使われる「ホウ酸」で構造材を処理します。
なぜ「ホウ酸」なのか?
アメリカやオーストラリアでは古くから実績のある手法です。
一般的な防蟻薬剤は数年で揮発して効果がなくなりますが、
ホウ酸は水に濡れて流れ出さない限り、
その効果が半永久的に持続します。
また、揮発しないため室内環境を汚染せず、
住む人の健康にも優しいのが特徴です。
今ある住まいを守るために
ホウ酸処理は、
新築時だけでなく既存の住宅にも施工することが可能です。
「自分の家は大丈夫だろうか?」
「以前の消毒から5年以上経っている」
という方は、ぜひ一度ご相談ください。
大切な住まいを次の世代へ引き継げるよう、
目に見えない構造部分からしっかり守っていきましょう。
■ 第230号 ■ 家づくり雑記帖 「ヒートショックと住まいの性能」
□・・───────────────2021年12月29日
木の家を知る・建てる・暮らす (家づくり雑記帖)
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葉山・逗子・鎌倉を中心に無垢の木と自然素材で注文住宅とリフォームをしてきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今年の年末年始は冬将軍到来とのことで寒い日が続いています。
寒波で心配になるのが急な体調不良で引き起こすヒートショックです。
2021年最後の今日は「ヒートショックと住まいの性能」について書きたいと思います。
ヒートショックは、気温の急激な変化で血圧が上下に大きく変動する等によって心筋梗塞、不整脈、脳梗塞、脳卒中がおきる健康被害です。
家庭内で亡くなる原因の1/4と言われていて、朝方のトイレでも起きやすいのですが、特に体全体が露出する入浴時に多く発生します。
ヒートショックを起こしやすい状況としては、暖かいリビングから寒いトイレや洗面脱衣室に移動し、衣服を脱ぐとき、急激に体の表面温度が下がります。その際、体は寒冷刺激によって急激に血圧を上げるため、この時の血圧の急上昇で心筋梗塞や脳卒中等が起こりやすいと考えられています。
更に入浴をする場合には、浴槽の暖かい湯に浸かる事で今度は血管が拡張し、洗面脱衣室で一度上昇した血圧が急激に低下してしまい失神をお越し、溺れて亡くなるというケースが典型例だそうです。
WHOの調査では、日本は他国より家庭内溺死者数が多く、その多く3/4が高齢者です。
日頃元気な高齢者でも、血圧変化をきたしやすく体温を維持する生理機能が低下していることに原因がありますが、建築士の立場としては住まいの性能にも大きな原因があると思っています。
日本における住まいの性能の歴史を考えてみると、高齢者がお住まいの住宅の断熱性能は、現在の基準から考えますと低いと言えます。また、トイレ、洗面脱衣室、浴室は、1階の北側に配置されやすいですので、住まいの性能としてヒートショックを起こしやすい条件が揃っているのです。
高気密高断熱の性能の住宅の場合、リビングと、トイレや洗面脱衣室、浴室などの水廻りとの温度差を少なく保てるので、リスクが格段に下がるのです。
住まいは、一生に一度の買い物です。マイホーム計画をする時には、老後の事を考えて住まいの性能を考えるのがお勧めです。
また、中古の物件購入の場合でも、断熱改修工事をすることをお勧めします。
最後に、今できるヒートショック対策をお伝えします。
浴室、脱衣室、トイレに暖房機器を設置する
窓に断熱シートを貼る
高齢者の一番風呂を避ける
シャワーを活用したお湯はりで浴室全体を温める
生理機能の高い時間帯、夕食前や日没前に入浴をすませる。
血圧が下がりやすい食後1時間は入浴を控える。
入浴前に水分補給などをする
かけ湯やシャワーは心臓から遠い手足から
湯温は41度以下
トイレでは、いきまない
などです。
ヒートショックは、ある日、突然起こるものです。寒い日が続いていますので、油断などせずに注意してお過ごしください。
☆今年一年、お付き合いいただきまして ありがとうございました☆
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年末年始休業のお知らせ
今年もおかげ様で、一年を無事に終えることができ大変うれしく思っております。
勝手ながら、本日から、年明けまして1月6日(木)まで冬季休業とさせて頂いています。
冬季休業期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては
2022年1月7日(金)以降、順次対応させていただきます。
来年も皆様にとって素敵な一年となるよう心よりお祈り申し上げます。
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■ 第229号 ■ 家づくり雑記帖 「木造住宅の寿命」
■ 第229号 ■ 家づくり雑記帖 「木造住宅の寿命」
□・・───────────────2021年11月23日
木の家を知る・建てる・暮らす (家づくり雑記帖)
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葉山・逗子・鎌倉を中心に無垢の木と自然素材で注文住宅とリフォームをしてきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
近頃、木造住宅の対用年数や寿命に関する記事を目にすることが多かったので、今日は「木造住宅の寿命」について書いて見たいと思います。
検索サイトで、「木造住宅 対用年数」と検索すると、22年と書かれた記事が上位にずらりと出てきます。この「耐用年数」とは、国税庁の減価償却に使われる言葉で正確には「法定耐用年数」です。これは新築してから年々建物の価値が減少し、耐用年数に達すると価値がなくなるという考え方です。
この「耐用年数22年」は、税制上の価値と、その影響を受けて、建物を売却する時の不動産としての評価から来るもので、実際にその家が住むに耐えない、取り壊しもやむを得ないという意味とは違います。
例えば早稲田大学の名誉教授である小松幸夫教授の10年前の講演では、全国調査の結果、木造の専用住宅の平均寿命は、53.86年で、RC造共同住宅の45.17年を上回り、RC造専用住宅の56.76年と大きく変わらない結果だったことを発表しています。また、木造住宅の推定寿命では65年という見方もしています。
また、国土交通省の公表している勉強会資料でも、築30年以上の木造住宅の売買が年々増している事を調査報告として公表していますし、民間調査の記事でも、木造住宅の寿命は50年という意識調査結果が出ています。
では、これからの新築木造住宅はどうなって行くのでしょうか。
フラット35の想定年数が50年~60年です。劣化対策等級3の住宅で75年、長期優良住宅で100年の想定です。
実は二酸化炭素排出量の削減の観点から、木造住宅の省エネルギー性能が向上し、年々着工件数が増えていく裏で、長寿命化も増えるように着々と準備をしているのです。
かつてのスクラップアンドビルドから脱却し、優良な住宅のストックを増やし、戸建て住宅を従来の建て替える社会から第二世代、第三世代へと住み継いだり、住み替えたりしやすくする社会を目指しているのです。
長期利用ができる良質な住宅を増やし、適切に維持保全を推し進め、中古物件としての適切な評価、その価値を購入者が解りやすく明確にできるような仕組み作りを進めているのです。
ハウスメーカー10社も「優良ストック住宅推進協議会」を設立し取り組んでいますので、今後、中古物件市場でも、長寿命で良質な住宅の関心が高まることは間違いと思っています。
松匠創美では、住み継ぐ家づくりとして、耐震性能や省エネルギー性能、自然素材、家族が繋がる間取りを大切にしてきました。それは、そこに暮すご家族が安心して日々をおくり、次に住む人が壊すのには惜しい、勿体ないと思って頂けるような愛される家づくりをさせて頂きたいという思いからです。
☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆
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