今日も昨日に引き続き、この夏に完成しました

『大黒柱のある家』の客間兼書斎の和室をご紹介いたします。

13_07_12_大黒柱のある家 大黒柱

この家の名称にもなっておりますところの大黒柱は、

和室入口右側、2階建て部分の中心を貫いています。

材は、とても美しい6寸角のヒノキ材です。

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そして、和室を客間兼書斎としましたのは、

単独の客間の場合、使わない部屋と化してしまう心配もあり、

空間を有効利用していただけますよう、

LDKからのつながり空間とし、造り付けの本棚を設け、

日常的に利用出来るようにしたかったことによります。

また、壁一面の本棚は、クライアントのお父様が

建て替え以前のご自身で建築された思い出深い建物から

大切に解体してくださったラワン材(その時のことはこちらへ)

を棚板に利用し、方立をスギ材で造りました。

空間に馴染み、良いアクセントとなりました。

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さらに、和室の奥には、1坪の書斎スペースがあり、

こちらの本棚もラワン材を利用して造りました。

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こちらは強くご要望のありました沢山のアルバムを収納できる

床下空間を利用したアルバム収納庫です。

次回は性能のご紹介をしたいと思っております。

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建てた家『大黒柱のある家』-4 はこちらです

建てた家『大黒柱のある家』-3 はこちらです

建てた家『大黒柱のある家』-2 はこちらです

建てた家『大黒柱のある家』-1 はこちらです

今日は前回から少し間があいてしまいましたが、

この夏に完成をいたしました

『大黒柱のある家』の1階をご紹介したいと思います。

13_07_12_大黒柱のある家 LDKから庭を臨む

1階は、家族が集まるスペースです。

16帖のLDKと客間兼書斎の和室、そして水廻りがあります。

13_07_12_大黒柱のある家 キッチン

LDKの北側にはオリジナルのI型キッチンを設け、

キッチンの左手奥には水廻りが配置してあります。

そして、キッチンの右手は北東の角に辺りますので、

比較的涼しい場所ということで食品庫を設けました。

13_07_12_大黒柱のある家 食品庫

また、一時は勝手口不要論も持ち上がりましたが、

最近では、各自治体のごみの分別が細分化してきており、

屋外に分別ごみ置場を設ける家庭が増えていることもありまして、

勝手口を設けることが多くなってきているように思います。

13_07_12_大黒柱のある家 勝手口

そこで、こちらも食品庫の奥には、勝手口があります。

次回は、客間兼書斎の和室をご紹介いたします。

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建てた家『大黒柱のある家』-3 はこちらです

建てた家『大黒柱のある家』-2 はこちらです

建てた家『大黒柱のある家』-1 はこちらです

今日は昨日に引き続き、夏に完成をいたしました

『大黒柱のある家』の第3回目になります。

2階の4部屋をつなぐホールと階段のご紹介です。

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階段は、今回も松匠創美仕様のスギ材です。

ですが、ふたつと同じものがないのも良いところです。

今回は杢目がハッキリとしていて表情が良く出ていました。

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2階ホールを階段の途中から見上げたところです。

左側が北になるのですが、

とても明るくなっているのが判っていただけると思います。

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それは、2階ホールにもハイサイド窓を設けたからです。

2階は大人4人用の個室になっていますので、

2つの部屋を開放しての換気がしにくいと思います。

そこで、各室とこのホールで空気の流れを確保しました。

また、ホールに窓があることで、たとえ各室の入口が

閉ざされていたとしても、階段室は明るくすることができます。

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また、階段上部の壁にスリット上の開口を設けました。

奥は、昨日ご紹介をいたしました南西のお部屋の納戸です。

換気と採光をお互いの空間でやり取りできます。

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こちらが1階の階段上り口です。

次回は、1階のご紹介をいたします。

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建てた家『大黒柱のある家」-1 はこちらです。

建てた家『大黒柱のある家』-2 はこちらです