今日は朝から現在建て替えのために解体中の現場へ

行って参りました。

その現場へと向かう道中、辺りを見渡しますと、

新緑が雨に濡れてそれはそれは鮮やかで美しいことに

目を奪われました。

手帳を見れば昨日は、二十四節気の『穀雨』

変わりやすい天気も少しずつ安定し、日差しが強まり、

田畑は種まきの準備をする頃とのこと。

天気が安定してくれることに期待です。

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解体現場の建物はすっかり姿を消し、景色が変わっており、

ちょっと現場を見失いそうになりました。

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解体工事期間は雨の日が多く、少し遅れ気味との連絡が

入っていたのですが、ほぼ予定通り終われそうで、ひと安心です。

今日は細かい部分の壊れ具合を確認して、現場を離れました。

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解体工事に並行して着工までのこの時期に進めていますのは、

住宅設備機器などの仕様を決定するための

週末ごとのショールーム巡りです。

写真はシステムバスの排水口のお手入れについて

メーカーの方に説明をしていただいているところです。

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先週末は、東京ガスのミストの体験をしていただきました。

写真は体験後に感想を伺い、ご希望の確認をしています。

クライアントさんにとっては、毎週末でお疲れとは思いますが、

もう少しお付き合い下さいますよう、よろしくお願い致します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日は床材のグレードや貼り方についてご紹介したいと思います。

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先日ご紹介をしました桜(チェリー)の床材は、

輸入品のラスティックグレードの材で、

赤身、白太、節部分を加工場でランダムに継ぎ合せ、

一定の長さの板状にした定尺の床材です。

今回は寸法精度が比較的良く、施工性も良好で、

豊かな表情は、クライアントさんにも

たいへん気に入っていただいています。

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こちらは同様のラスティックグレードのナラの床材です。

接ぎ目のない、長さがまちまちの材で乱尺と呼び、

大工が杢目や加工の具合(巾や厚さ実の具合等々)をみて

貼ります。そのため定尺のモノに比べると手間がかかり、

仕上がり具合に腕の差が出やすいのですが、

リズミカルで表情豊かに仕上がります。

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また、ナチュラルグレードは、白太や節が少なく

大人しい杢目の部分のみの床材を言います。

そのため仕上がりは、とても落ち着いたやさしい表情になります。

下の写真は、床材として、世界中で最も多く使用されていると言う

オーク材のナチュラルグレードで継ぎ目のない定尺の1枚物です。

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また、最近ご要望が多くなっている床の貼り方に

ヘリンボーン貼りと言う貼り方があります。

45センチ程度の短い材を斜めにずらしながら貼る方法で、

この貼り方、1年の中で気温差、湿度差が大きい日本では、

暴れが出やすいということがあり、

少々段差が出ても問題ない土足使用でない場合には、

寸法安定性の高い材を使用することがおすすめです。

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ひと口に無垢の床材と言いましても様々です。

お好みはどんな感じでしょうか。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

今日は境界線のことについてです。

原則土地は境界線によって区画管理されています。

しかし、古くから代々受け継がれてきた土地などでは、

まだまだこの境界線が整理されていない場合も多くあります。

ただし、建築の敷地としましては、

敷地境界線を明示する必要があり、

中でも、隣地境界線と道路境界線を区別しています。

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『バイクガレージのある家』の場合の道路境界線は、

写真のコーンが立っているU字溝の右端になります。

しかし、この道路の道路幅が4Mに満たないために、

建物を建てる際には、将来道路幅を4Mに拡幅出来るように

道路後退が必要になります。

写真U字溝に平行するように設けられたラインが

この道路の後退位置を示しています。

道路後退とは、後退した部分を建築の計画敷地に

含むことができないため、

後退部分の面積は敷地面積に算入することはできません。

また建築物や工作物を建てることもできません。

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道路以外の隣りの敷地との境界線は隣地境界線と呼び、

今回は隣地境界線に沿ってブロックを積み

少し背の高い木製のフェンスを設けています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。