現在計画を進めております新築住宅、

土地の引渡しが完了し、先日、地盤調査を実施しました。

調査前に木造住宅2階建て程度の荷重であれば恐らく、

地盤補強の必要はないのではないかと予測し、

地盤補強の工事費がかからないものと考えておりました。

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そのため、当日は、ちょっとドキドキしながら

調査に立ち会うため現場へと向かいました。

調査時の様子からも恐らく良好な地盤のようでしたので、

ホッと胸をなでおろし、報告書が上がってくるのを待つことに。

本日、報告書が送られてきましたので、確認しますと、

久しぶりに、改良の必要がない地盤であるとの診断でした。

写真の通り、表層に薄い盛土層がありますので、

十分に転圧を行う必要はありますが、

補強の必要はなさそうで、何よりでした。

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地盤調査の日には、敷地のレベルも測定しました。

写真の中に立つ私の前方で三脚の上に乗っている

黄色いモノがレベルを出すための計測器です。

360度回転して水平にレーザーを照射します。

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水平に照射されたレーザーの高さから地盤面までの高さを

計測することで、高低差がわかります。

そこで、計測したい各点にスケールを建て、

スケールにレーザーを感知する受信機を当て上下すると、

ちょうどレーザーの高さで音が知らせてくれます。

レーザーの登場で、敷地の高低差をより正確に

手間をかけずに知ることができるようになり、

たいへん助かっています。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

今日から9月、葉山の公立小中学校では学校が始まりました。

夏休み最終日の昨日は、埼玉県立近代美術館へ

『戦後日本住宅伝説ー挑発する家・内省する家』展を

観に行ってきました。会期が昨日までと言うこともありまして、

会場では、同様に滑り込みで観に来ていた建築士仲間に

バッタリと出会ったり、沢山の人たちで賑わっていました。

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写真は、黒川 紀章さん設計の

中銀カプセルタワービルのカプセル内部になります。

30年前に思い描いていた未来のデザインを時を経た今、

こうして観ることはとても興味深い経験です。

全体の内容としましては、戦後日本の住宅史を

あらすじと言うにはザックリですが、

おおまかに掴める流れになっていて判り易かったです。

図録が会期途中で売り切れてしまうほどの人気だったようです。

詳しくは9月3日発刊のメルマガで設計の田中が触れますので、

是非、こちらをお読みいただけますとうれしいです。

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また、埼玉県立近代美術館は、改修工事のため

本日から来年4月10日までの間、全面休館になるとのことです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

昨日は、東京ドームまで行って来ました。

とは言いましても野球観戦をしたのではなく、

窓を考える会社YKKapのフォーラムに出席してきました。

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今年は、新製品でU値0.91の高性能トリプルガラス樹脂窓と

防火設備として個別認定を取得した樹脂窓についての

プレゼンテーションと展示がありました。

トリプルガラスの窓は葉山辺りではややオーバースペックですが、

防火設備としての認定を取得した樹脂窓につきましては、

東京や神奈川などの住宅密集地の準防火地域内でも

断熱性能の高い樹脂窓が使用できるようになりますので、

うれしいことです。

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また、後半は慶應義塾大学教授の伊香賀俊治工学博士による

『窓と健康』”住環境”で減らす病気リスク

の講演が行われました。

松匠創美ではこれまで、暖かい家では

寒さによる風邪をひかないため喘息も起きにくくなると言う

自身の実体験より高断熱の家づくりを推奨して参りましたが、

今回の講演を聞き、まだまだサンプル数は少ないようですが、

喘息以外でも住宅を高断熱化することによって

病気のリスクを減少することができるとの

データによる裏付けがあることを知り心強く感じました。

これから行われる実証事実験にも注目していきたいと思います。

もう少し詳しい内容は、明日朝8:00発刊のメルマガで

田中がまとめていますので、合わせてお読み頂けるとうれしいです。

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