先日、今年のてらがき農園の梅が届きました。

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梅ジュース用にと、しっかり熟した2kgの梅は傷みやすいので、

そーっと洗い、へたを取って、はちみつで漬けました。

てらがき農園では、皮ごと食べる梅だからと、

無農薬、無肥料で栽培しています。

手塩に掛けて育てられた梅の実は、

ふくよかで、本当に一粒一粒が輝いています。

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熟した実は、スモモのようなおいしそうな香りがします。

そこで匂いに誘われて、完熟していた実を

一粒そのまま食べてみました。

するとそれはとっても酸っぱくて、初めて生梅の味を体験しました。

いつも、はちみつに漬けて、ジュースを採った後の実は、

ちょうどいい具合の、はちみつ漬けになっていますので、

おやつにいただくのですが、

梅の実を食すのは、それまで待つことにいたします。

松匠創美の倉庫の敷地に生えている梅の木は、

全く手が入ることなく、勝手気まま伸び放題でしたが、

今年もしっかり梅の実を実らせてくれました。

ありがたいことです。

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その自然からの贈り物を

松田が先日収穫してきてくれましたので、

はちみつ漬けにしました。

昨年は、はちみつ大好きな松田が、

夏の間ずっと、はちみつジュースでのどを潤していて、

暑さも終盤のころには心もとなくなってしまいました。

今年は早々に、てらがき農園で手塩に掛けて育てられている

自然栽培の梅も少し予約しておきましたので、

収穫が遅れていて、まだ届いておりませんが、

第二弾も漬けられますので、

今年は心細い思いをしないでも十分間に合いそうです。

今は、梅ブランデーの分が足りるか

ちょっと心配しているところです。

今日は、味噌づくりの最終工程についてです。

容器の中で全ての材料を合わせ終えましたので、

表面を均等に均してほぼ等分に分けます。

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各家庭の分ごとに味噌玉を作って行きます。

この団子、先ほどまで攪拌して空気をたくさん含んでいますので、

ハンバーグを作るときの要領で、空気を抜きます。

最初は両手に余るくらいの大きさのものが、

空気を抜いていくと、ソフトボール大くらいの大きさになります。

今回は、小さな手用のテニスボール大も出来ました。

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みんなでワイワイとつくった団子が出来上がりましたら、

味噌を発酵させるための容器へ投げ入れます。

なるべく空気が入らないようにするためです。

その際、必ずと言って良いくらい写真のように、失敗します。

今回は、子供たちが容器を持っていてくれたので、

投げ手も慎重だったのか、お陰様でこのとき以外は無事でした。

そして、全ての味噌玉を投げ入れ終わったら、

表面を均し、ホワイトリカー、ポリラップ、塩で封をして完成です。

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夕方には現場へ顔を出しますと言っていましたので、

終了後、向かったのですがその頃にはすっかり夜でした。

長い1日、お疲れ様でした。

半年後が楽しみです。

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写真は、2011年の味噌。

冷ごはんにつけて食べるのが、一番のお気に入りです。