葉山・鎌倉・逗子・湘南の注文住宅は工務店【松匠創美】
神奈川県三浦郡葉山町
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アクアセラミックのデモ
10月に入ってすぐの頃でしたので、すでに2週間程前ですが、
タンクレスの便器でお馴染みのLIXILの営業さんが、
この秋から新しくなった便器のきれい機能を
デモで見せに事務所へ来てくれました。
便器好きのために仕入先の前田さんが
機会を設けてくれました。ありがとうございます。
新しくなったきれい機能とは、典型的な便器の汚れ、
汚物汚れ、水垢汚れ、傷汚れ、細菌汚れの内、
従来の陶器では防ぐ事が出来なかった
汚物汚れ、水垢汚れを防ぐ事が出来るもので、
陶器表面がアクアセラミックという特殊な構造になっていて、
効果が100年続くと説明がありました。
これまでLIXILの便器には、プロガードという、
陶器の表面をコーティングすることで
汚れを付着しにくくする機能があったのですが、
この効果は15年程と言われており、
その後は、再コーティングが必要で、
その効果は5年程しかもたないとのことでした。
汚物を想定した油汚れの中へつけて置き、
引き上げた時の違いが上の写真です。
触らせていただきましたが、確かに全然違いました。
アクアセラミックの方は、キュキュットしているのに、
従来のものは、ヌルットしていました。
アクアセラミックの表面は水になじみやすい“超親水性”で
陶器表面に付着した汚物汚れの下に入り込み、
汚れを浮かし、水の力で流れるようにするとのことです。
この効果が100年続くとお掃除がずいぶん楽になりそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域材を知ろう!
先週末は、横浜市建築局と建築士会が主催の
地域材を知ろう!生産者から見る地域材の活用と可能性
の講習会へ参加してきました。
最初にお話をされたのは、
吉岡木材株式会社の専務取締役吉岡幹敏さん。
厚木市飯山で製材業をされていて、
神奈川県産材(スギ・ヒノキ)を山から直接丸太で仕入れ、
受注生産にて寸法対応をしているそうです。
乾燥方法が天然乾燥のため、
構造材の納期は半年以上必要とのことでした。
県産材の状況についてのお話しの中で、
認証生産者の登録は開始時の15社から31社へと倍増し、
原木取扱量も2,930m3から5,280m3へと増加しており、
製材強度は、スギ・ヒノキともにJAS基準強度と同等以上の
高い強度を持つことが実験結果より分かっているそうです。
2番目にお話しされたのは、
株式会社市川屋 常務取締役 市川 寛さん。
厚木市七沢にプレカット工場を持ち、
製材する丸太の90%以上が神奈川県産材ということで、
今後は、公共事業での木材利用に対応できるように
大断面集成材の加工も出来るようにと考えているとのことでした。
3番目は、株式会社浅岡装飾 代表取締役 浅岡新二さん。
内装業を営んでおられ、
横浜市南区総合庁舎の木質化整備工事で、
神奈川県産材を活用した工事を実際に行い、
その際の経験談をお話してくれました。
写真は、実際に使用した神奈川県産材の内装材です。
最後は、NPO法人道志・森づくりネットワーク理事の
佐藤光男さんより山林所有者の立場から見た
森林資源の実態についてのお話でした。
葉山の森林もこのまま放置されると20年後、30年後には、
枯れ木だらけになってしまう恐れがあると言われています。
葉山の海のきれいな水質や澄んだ空気は、
これら森林によってもたらされているものに違いありません。
国土の7割が森林という日本が、今後、いかに
生きた森と共に暮らしついでいくのか、真剣に
取り組まなければならない時が来ているような気がします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
マンションリフォーム/下地の確認
お蔭様で、昨晩早めに休んだことで、
今朝には熱も下がってくれました。
そんなことで今日の午後は、
マンションリフォームのご相談をいただいている
クライアント宅へ現調に行ってきました。
ご要望を伺い、概算見積を提出した結果、
具体的にお話を進めることになりまして、
古いマンション故、図面があまり保管されていないため、
どのように内装がされているのか判らなく、
床下、天井裏、壁の中などを覗かせていただきました。
事前に伺っておりましたお話では、
以前、一度床下を覗いたことがあり、
床下には、掘りごたつがつくれるくらいの空間があった
とのことでした。その場合、一般的なマンションの
造り方とは違っている可能性も考えられますので、
念のため畳室の畳をめくり、
下地合板の釘を抜いて、床下を確認してみます。
クライアントさんもびっくりの、一般的な床高さでした。
もっと深いと思っておられたご夫妻は、
どうしてそんな記憶が残っていたのか・・・と
不思議がっておられました。
古い時代の木製の床組みで、しっかりとした造りでした。
寸法を測り終えましたところで、合板を元へ戻し、
畳を敷き直します。
壁にも穴を開けさせていただき、下地を確認しました。
外壁は、断熱材の上にGL工法でボードが貼られていました。
こちらも寸法を確認して、仮復旧させていただきました。
天井裏は、どこかを壊すことなく、浴室点検口より
脚立で確認することができました。
すべて確認ができましたので、一安心です。
これらを参考に詳細な図面を起こしていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。