葉山・鎌倉・逗子・湘南の注文住宅は工務店【松匠創美】
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3層吹抜けのある家/完了検査
今日は、朝から3層吹抜けのある家の完了検査でした。
10時半の予定でしたが、検査員さんが早めに来ることを想定し
10時には現場へ到着していようと出掛けたのですが、
到着すると既にエレベーターの検査は終わっていました。
到着早々、合格をいただきました。
気を取り直して、建物の検査です。
写真は非常用進入口の確認をしているところです。
3階建ての場合には3階の道路に面した窓を
非常時に消防隊員が侵入することを想定し、
定められた大きさの窓を設けておく必要があるためです。
おかげ様で無事、指摘事項もなく検査は終了しました。
午後からは、リフォームの現場へ行きまして、
床のレベルを確認し、今後の方針を決めました。
リフォーム工事の場合、比較的新しい建物の場合には、
いろいろな造り方をしていて、その意図を読み解くことが
難しいことが多く、今回も謎の部分がありました。
まだまだ、学ぶべきことが山積みであると感じます。
寒さが深まる10月最後の週末、
どうぞ体調を崩したりしませぬよう、お過ごしください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
リフォーム工事/給排水配管
昨日は、現在工事中のリフォームの現場へ
給排水設備配管の打ち合わせに行ってきました。
電気設備配線を先週中に終え、
ガス設備配管につきましても
今週月曜日に打ち合わせをしまして、
既に配管工事が終わっていました。
今回は、給湯式の床暖房のための配管があり、
熱源機から沢山の配管が出ています。
リフォーム工事の場合には、これらの配管を
既存の基礎に穴をあけることなく通せるように
ルートを確保する必要があります。
それは、給排水の配管につきましても同様で、
なるべく既存部分を温存しながら工事を進める方法を
検討しています。
1時間程の打ち合わせの間、
1階の床下部分の配管につきましては、
原則、既存配管を撤去して、新設することもあり、
テンポよく方針が決まりましたが、
2階の排水管をどのように処理することが最善か、
結局、最後まで頭を悩ませることになりました。
そのため2枚の写真の間には、
約1時間の時間の経過があるのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
アクアセラミックのデモ
10月に入ってすぐの頃でしたので、すでに2週間程前ですが、
タンクレスの便器でお馴染みのLIXILの営業さんが、
この秋から新しくなった便器のきれい機能を
デモで見せに事務所へ来てくれました。
便器好きのために仕入先の前田さんが
機会を設けてくれました。ありがとうございます。
新しくなったきれい機能とは、典型的な便器の汚れ、
汚物汚れ、水垢汚れ、傷汚れ、細菌汚れの内、
従来の陶器では防ぐ事が出来なかった
汚物汚れ、水垢汚れを防ぐ事が出来るもので、
陶器表面がアクアセラミックという特殊な構造になっていて、
効果が100年続くと説明がありました。
これまでLIXILの便器には、プロガードという、
陶器の表面をコーティングすることで
汚れを付着しにくくする機能があったのですが、
この効果は15年程と言われており、
その後は、再コーティングが必要で、
その効果は5年程しかもたないとのことでした。
従来の便器(プロガードしていない)とアクアセラミックを
汚物を想定した油汚れの中へつけて置き、
引き上げた時の違いが上の写真です。
触らせていただきましたが、確かに全然違いました。
アクアセラミックの方は、キュキュットしているのに、
従来のものは、ヌルットしていました。
アクアセラミックの表面は水になじみやすい“超親水性”で
陶器表面に付着した汚物汚れの下に入り込み、
汚れを浮かし、水の力で流れるようにするとのことです。
この効果が100年続くとお掃除がずいぶん楽になりそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地域材を知ろう!
先週末は、横浜市建築局と建築士会が主催の
地域材を知ろう!生産者から見る地域材の活用と可能性
の講習会へ参加してきました。
最初にお話をされたのは、
吉岡木材株式会社の専務取締役吉岡幹敏さん。
厚木市飯山で製材業をされていて、
神奈川県産材(スギ・ヒノキ)を山から直接丸太で仕入れ、
受注生産にて寸法対応をしているそうです。
乾燥方法が天然乾燥のため、
構造材の納期は半年以上必要とのことでした。
県産材の状況についてのお話しの中で、
認証生産者の登録は開始時の15社から31社へと倍増し、
原木取扱量も2,930m3から5,280m3へと増加しており、
製材強度は、スギ・ヒノキともにJAS基準強度と同等以上の
高い強度を持つことが実験結果より分かっているそうです。
2番目にお話しされたのは、
株式会社市川屋 常務取締役 市川 寛さん。
厚木市七沢にプレカット工場を持ち、
製材する丸太の90%以上が神奈川県産材ということで、
今後は、公共事業での木材利用に対応できるように
大断面集成材の加工も出来るようにと考えているとのことでした。
3番目は、株式会社浅岡装飾 代表取締役 浅岡新二さん。
内装業を営んでおられ、
横浜市南区総合庁舎の木質化整備工事で、
神奈川県産材を活用した工事を実際に行い、
その際の経験談をお話してくれました。
写真は、実際に使用した神奈川県産材の内装材です。
最後は、NPO法人道志・森づくりネットワーク理事の
佐藤光男さんより山林所有者の立場から見た
森林資源の実態についてのお話でした。
葉山の森林もこのまま放置されると20年後、30年後には、
枯れ木だらけになってしまう恐れがあると言われています。
葉山の海のきれいな水質や澄んだ空気は、
これら森林によってもたらされているものに違いありません。
国土の7割が森林という日本が、今後、いかに
生きた森と共に暮らしついでいくのか、真剣に
取り組まなければならない時が来ているような気がします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。