葉山・鎌倉・逗子・湘南の注文住宅は工務店【松匠創美】
神奈川県三浦郡葉山町
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定 休 日: 日曜日・祝日
塗装と地盤調査の立ち会い
今日は朝から現場でした。
先ず向かったのは、玄関ドアの塗装の塗り替えです。
塗装をしている玄関ドアの場合には、室内側と屋外側で
時と共に劣化の度合いに大きく違いが出て来ますので、
塗り替えの際に色合わせをすることが難しく
慎重に色合わせをする必要があり、立ち合いでした。
午後は、地番調査の立ち合いでした。
今回行ったスウェーデン式サウンディング試験は、
先端に矢の付いた棒に荷重をかけ、
回転させながら地中へとねじ込むみます。
その際に何回、回転したかを計測し、
地盤の強度を推測する方法です。
写真は、先端のスクリューポイントが
劣化などして細くなったりしていないか、
既定のリングに通し確認しているところです。
以前は人が手で回し、回転数を数えていましたが、
現在では機械が回してくれた上、数えてくれます。ただ、
100kgのおもりを機械に乗せるのは今も人の仕事です。
そして、ロット棒を抜くのもまた、人の仕事です。
良好な地盤に到達した後のロット棒は、
テコの原理で引き上げていきます。
今回は、最大10m位まで入りましたので
汗だくになりながら引き抜いてくれていました。
ロット棒を引き抜きながら泥を拭きとり、次の計測へ備えます。
この時、拭き取りながら、土の具合も確認しています。
調査後の先端部分には、たっぷり土が付着しています。
ロット棒を抜き取った後に出来た穴では水位を測ります。
写真は計測のためスケールを差し込んだ所です。
水位が安定した頃を見計らって、スケールを抜き取り、
どこまで濡れているのか確認します。
調査の結果が気になるところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
火災に合わないために
今日と明日は、葉山の森戸神社では例大祭が行われています。
写真は火曜日の晴れた時に撮ったもので、
今日は朝から今にも雨が降りだしそうな空模様でしたが、
なんとか持ちこたえてくれまして、
午後には、子供神輿の掛け声が聞こえてきました。
さて、今日は木造建築の防耐火設計に関する講習会に
参加して感じたことについてのお話です。
BBQや焚火をするとき最近では、中々火を起こせなくて、
着火剤などを使用すると言う話を聞いたりします。
と言うことは、木って意外と燃えにくいの?と思う反面、
一度燃え始めますと暖炉やストーブの薪のように
燃え続け、燃え止まるこことはありません。
では、ものが燃えるために、必要なものはなんでしょう。
「燃焼の3要素」は、 酸素、可燃物、熱エネルギーです。
松匠創美で建てている木の家、木造住宅には、
酸素と可燃物がふんだんに存在しています。と言うことは、
熱エネルギーを発生する、ガスコンロやストーブなどの廻りの
酸素をなくすことは難しいので、可燃物をなくすように
設計をすることが必要になります。
更に火は上へ上へと燃え広がる習性がありますので、
壁面以上に天井面を燃えにくい構造にする必要があります。
その辺りを建築基準法では、内装制限として定めています。
そして、生活を送る上で大切なことは、
可燃物を火の廻りに極力置かないと言うことです。
ガスコンロを使用する際には、その廻りをガランとさせましょう。
それでも燃え移ってしまった時のために消火器を近くに
準備しておきましょう。
火事に合う確率は低いように思いますが、それでも年間3万件の
出火件数があります。そのほとんどは人災とのことです。
これからの季節、空気が徐々に乾燥してきますので、
火災に合わないよう気を付けて暮らしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。