葉山・鎌倉・逗子・湘南の注文住宅は工務店【松匠創美】
神奈川県三浦郡葉山町
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もう一息
3月引き渡し予定の改修工事の現場が
「もう一息で仕上がる」というところまで来ました。
今回の改修工事は床の不陸を修復し
再度不陸が発生しないための構造的な補強を行い
2階部分に子世帯を新設します。
最近では、築30年前後の建物の改修工事の依頼が
増えているような気がしているのですが、
改修工事には、いろいろなケースがありまして、
暮らし方の変化による改修工事。
今回の様に、親世帯に子世帯が同居するための改修や
終の棲家への改修工事などがあります。
また、建物の性能面での改修工事。
例えば耐震改修や断熱改修工事などです。
しかし、新築に比べて計画通りに仕事を進めることが難しく、
柔軟な対応と技量が求められる、厳しい工事です。
無事完成できますように、もう一息。
がんばります。
配置の確認
今日は、先週末で解体工事が完了しました敷地の
地盤調査を行いました。
調査に立ち会うと共に、更地になりました敷地の大きさを
確認したいと思い、朝から行ってきました。
この敷地、おおよそ四角い整形の土地で、
二辺が擁壁によって保護されている傾斜地の上側にあります。
40年近く前に谷あいを造成してできたそうです。
そんな話を聞いておりましたので、
地盤のデータも気になるところだったのですが、
植栽や既存建物があったり、斜面地故に
これまで正確な敷地寸法を把握することが難しかったため、
計画した建物が実際の敷地に納まるのか、不安でありました。
既存樹木の寒緋桜が建物の一部と干渉てしまいそうです。
この部分の検討が必要な事が明らかになりました。
上の写真でピンク色の花を咲かせているのが寒緋桜です。
沖縄で花見と言えばこの寒緋桜だと、
クライアントさんから教えて頂きました。
建て替え その2
昨日に引き続き、この春、建て替え予定の住宅のお話です。
今回は、これまで大切にお住まいになっておられた建物を
解体しての新築計画です。
昨日は、この建物がご家族から大切にされてきた様子を
書かせていただきましたが、そのつづきです。
時代が良かったと言うことなのでしょうか、
障子の桟木は目が積んでいて、ほとんど狂いがみられません。
今でもピタッと隙間ができることなく納まっています。
また、本棚に使用されていたラワン材は、
厚さが30ミリもある、しっかりとした材でしたので、
お父様が丁寧に釘一本まで外して下さいました。
新しい家ではこの材を使用して、再び本棚を造る予定です。
こうして書いておりますと、この建物は、
なぜ建て替えなければいけないのかと思ってしまいそうです。
でもそこには理由もあって、例えば階段は、
昼間でも暗く、かなりの急こう配で急ぐと転げ落ちそうだったり、
断熱材があまり入っていませんので、
冬は寒く、夏は暑い温熱環境だったり、
給排水設備は老朽化し、電気設備も更新されていませんので、
コンセントの数は極端に少なく、不便になっています。
この辺を改善した上で、建て替えた家もこれまでの様に
愛される家になるように努力したいと思います。
建て替え その1
この春、着工予定の敷地に建っていました
旧宅の解体工事が2月半ばから始まっています。
この古い建物、解体の際に初めて内部を拝見させて頂きました。
すると、この建物がご家族からとても大切にされて来たことが、
そこかしこから伝わってきました。
例えばお風呂場、懐かしいモザイクタイルが貼られているのですが、
このタイプのタイルは経年劣化によって
タイルが剥がれてしまうことが多いのですが、そんな部分もなく、
ステンレスの浴槽もきれいに磨かれています。
また、今では、珍しくなりました汲み取り式の汽車便ですが、
手入れが行き届いていて、ほんとうにきれいです。
タカラ製のキッチンも、ホーローの白い扉は、
金物部分に錆はみられますが、きれいな白色を保っており、
換気扇共々ピカピカに掃除がされています。
一番、お手入れに手間暇がかかる水廻りが、
どこも手入れが行き届いている、その丁寧な暮らしぶりから
この建物がどんなにか愛されて来たことか窺えました。
気分を変えて・・・
昨日は、3連休最終日の、建国記念の日でした。
祭日気分で、寝坊をしてしまった上に、
NHKのプロフェッショナル仕事の流儀の
イチロースペシャルが再放送されていることを知り、
これを見入ってしまいまして、スッカリ朝の散歩へ行きそびれました。
そこで、昼食を兼ねて、散歩へと出かけることにしました。
出掛けたのは、湘南国際村です。
久しぶりの散歩コースに興奮気味の空之介です。
終始、右へ左へとせわしなく、匂いを嗅ぎまくっていました。
前回訪れたときは、緑が豊かな季節でしたので
気づきませんでしたが、
今回、冬の只中に訪れてみますと、
木々の枝ぶりの美しいことに目を奪われました。
枝先が薄っすらと赤くなっていて、
まるで、花でも咲いているように見えます。
また、別の場所では、枝の間から黄緑色の葉が透けて
薄っすらと緑色に染まっていてる様子も、なんだかきれいでした。
いつもと違う散歩道は、空(クウ)にとってだけでなく、
飼い主にとっても、とても良い気分転換になりました。