今日は、当初、3月12日と13日に行われる予定でした

佐野元春のデビュー30周年を記念した

アニバーサリー・イヤー最終公演のことについてです。

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30周年の記念公演でしたので、これまでに自分が参加した

佐野さんのコンサートを数えてみました。

すると、今回は53本目。

どの公演も、私にとっては思い出深いものでしたが、

そんな中でも、今回の公演は格別のものでした。

単なるアニバーサリー的な公演ではなく、

ひと際、クオリティの高い内容になっていました。

佐野さんは、ソングライティングを、

『世界を友にするための道具、

そして、より良く変革するための武器』

だと、仰っていましたが、その思いがどの曲からも伝わりました。

『10人が10人共感できることが良いとは限らない

そして、10人が10人素敵だねと言うような詩は

大した詩じゃない』

そう言い切り、30年間、ずっと進化を続けている佐野さんに、

圧倒され、勇気を貰った、あっと言う間の、3時間でした。

宝物が、またひとつ増えました。

ありがとうございました。

今月最初の日曜日に、

ストラディヴァリウスサミット・コンサート2011へ

サントリーホールまで行って来ました。

このコンサート、本来は、ミューザ川崎で行われる予定でした。

ところが、東日本大震災が起こり、予定されていたミューザ川崎の

ホールの天井仕上材等が落下すると言う被害が発生したために、

急遽会場と時間が変更の上、サントリーホールで行われました。

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このコンサート、音楽ファンなら一度は想う夢。

「ストレディヴァリウスだけの弦楽器アンサンブルが聴いてみたい」

を叶えるため、1993年に第1回が行われたそうです。

第9回の今回は、ストラディヴァリウス11台、

(7台のヴァイオリン、2台のヴィオラ、2台のチェロ)

その時価総額は約90億円とも言われているようです。

そして、演奏は、ベルリン・フィルハ-モニ-管弦楽団の

トップメンバ-が中心ですので、こちらも、最高峰です。

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私の聴覚では、ストラディヴァリウスの音を聞き分けることが

出来るとは思えませんが、

素人ながら、これまでの人生で、

こんなに、洗練された音を聴いたことないと感じました。

音色を聴くことが出来て、本当に幸せだと思えるものでした。

「異例の速さ」とのこと。

今年は台風も1号から日本付近まで来たりと、

例年とは異なるようです。

今日は、改修工事のお打ち合わせがありまして、

その際も、工事の時期についての話になり、中々読めない

近年の季節の移り変わりについての話題になりました。

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ちょっと疲れ気味の週後半、金曜日の夜、

栄養補給をしに、佐野元春さんの話を聞きに行って来ました。

ソングライティングについてのお話は、

私自身は殆んど、縁のない分野の話でしたが、

如何にパブリックな行為であるという自覚の元、

行われていることなのかがよく解りました。

そして、建築の中でも住宅と言う

とてもプライベートな空間を設計する行為との比較をしながら、

興味深く、聴くことが出来ました。

時には、ライブ以外の佐野さんも良いものです。