インフルエンザに罹る前、打ち合わせと打ち合わせの合間に

少しだけ時間が出来ましたので、行きたいと思っていた特別展

『世界遺産 ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画』

に行ってきました。

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ラスコー洞窟は、フランス南西部の郊外、

モンティニャック村を見下ろす丘の上にあります。

1940年に地元の少年らによって発見されたのですが、

その芸術性の高さから見物客が押し寄せたことで、

一気に劣化が進んでしまい、

保全のため1963年に閉鎖されてしまいました。

今では、研究者ですら入ることが難しくなっている洞窟の壁画を

今回は実物大で再現した展示で見ることが出来ます。

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また、壁画を描いたクロマニョン人の芸術性の高さを

その道具などに刻まれた彫刻などから見ることが出来ます。

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とてもおしゃれでセンスが良い人達だったと想像できます。

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洞窟の1/10模型の展示もあります。

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何故、実際には真っ暗な洞窟に火を灯してまで、

絵を描こうと思ったのか。

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這いつくばらないと通れないような狭い空間にも

壁画が描かれていたり、謎は多いようです。

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上野公園内にある国立科学博物館は、

特別展は有料ですが、常設展示は無料です。

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常設展示の中には、マンモスの骨を利用した住居があったり、

かなり充実しており、1日中楽しめますので、

お時間がございましたら特別展は今月19日までで、

少々混んではいるようですが、出掛けてみてはいかがでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

1月もあっと言う間に10日ですが、

今日のブログは、今更ながらお正月の出来事についてです。

今年も恒例のニューイヤー・コンサートへ

ちょっと頑張ってサントリーホールまで行ってきました。

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オーラ・ルードナー指揮&ヴァイオリンによる

ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団と

ソプラノ、テノール、舞踏(バレエ)が加わった

大変に華やかな”美しく青きドナウ”でした。

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指揮者のオーラ・ルードナーさんが、

ラデツキー行進曲で観客席に向かって

手拍子の強弱などを指揮して下さって、

オーケストラの一員の気分を味合わせてもらいました。

それはそれは、美しい手拍子でした。

月一ライブを趣味としている私ですが、

こんなに美しい手拍子を聴けるのは、

年に一度のニューイヤー・コンサートだけですので、

毎年楽しみにしています。

おかげ様で今年もいい幕開けになりました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

早いもので今年も残すところ、1週間となってしまいました。

そこで、今日は、年を越してしまわない内に

今月7日に横浜みなとみらいホールで行われました

イタリア・ブラス界のドリームチームこと

『ゴマラン・ブラス』のコンサートについてのお話です。

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ゴマラン・ブラスは、

名門オーケストラのブラス・プレイヤーとして活躍する

メンバーによって1999年に結成され、

2001年ドイツのパッサウ管楽器国際コンクールで優勝し、

名実ともに一躍世界的ブラス・アンサンブルとなりました。

 

そんな彼らの今回の公演、第1部はクラシックからの選曲で、

各曲の演奏の前にメンバーの日本語による自己紹介と

ユーモアを交えた英語による曲目の紹介があり、

終始リラックスした雰囲気の中で進行されたのですが、

その圧倒的な技術力に裏打ちされた

豊かな表現力による演奏には拍手喝采でした。

第2部は、映画音楽からの選曲で、

中でも『ニュー・シネマ・パラダイス』の愛のテーマでは、

思い出深い映画のシーンが脳裏を駆け巡り、

胸がいっぱいになりました。

 

皆さんとても楽しく、素晴らしかったのですが、

特にマルコ・ピエロボンさんが奏でるトランペットの音色が

耳心地よく、聞き惚れてしまいました。

素晴らしい演奏とお腹を抱えて笑ってしまうくらい愉しい

パフォーマンスですっかり心が解きほぐされる公演でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。