インフルエンザに罹る前、打ち合わせと打ち合わせの合間に
少しだけ時間が出来ましたので、行きたいと思っていた特別展
『世界遺産 ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画』
に行ってきました。
ラスコー洞窟は、フランス南西部の郊外、
モンティニャック村を見下ろす丘の上にあります。
1940年に地元の少年らによって発見されたのですが、
その芸術性の高さから見物客が押し寄せたことで、
一気に劣化が進んでしまい、
保全のため1963年に閉鎖されてしまいました。
今では、研究者ですら入ることが難しくなっている洞窟の壁画を
今回は実物大で再現した展示で見ることが出来ます。
また、壁画を描いたクロマニョン人の芸術性の高さを
その道具などに刻まれた彫刻などから見ることが出来ます。
とてもおしゃれでセンスが良い人達だったと想像できます。
洞窟の1/10模型の展示もあります。
何故、実際には真っ暗な洞窟に火を灯してまで、
絵を描こうと思ったのか。
這いつくばらないと通れないような狭い空間にも
壁画が描かれていたり、謎は多いようです。
上野公園内にある国立科学博物館は、
特別展は有料ですが、常設展示は無料です。
常設展示の中には、マンモスの骨を利用した住居があったり、
かなり充実しており、1日中楽しめますので、
お時間がございましたら特別展は今月19日までで、
少々混んではいるようですが、出掛けてみてはいかがでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。