今日は朝から役所へ事前相談へ行って来ました。

思いの外、すんなりと完了し、午前中に終えることが出来ました。

そこで、帰り道の途中に在る、千葉学さんが建築を担当された

「WEEKEND HOUSE ALLEY」内にある「bills」で

お昼ですが、世界一の朝食を食べてみることにしました。

2011_0223AJ

スクランブルエッグは、とても滑らかで、初めての舌触りでした。

リコッタチーズのパンケーキは、

ふわっとして、もちっとしていました。

一度は味わってみたい念願が叶って、満足のお昼ごはんでした。

2011_0223AK

建物は、自然と融合すると言うよりは、

自然を切りとる建築と言う印象でした。

この壁、イッソノコト窓とか何もないと

もっと良いような気がしました。

先週に引き続きになりますが、今日も逗子のまち歩きのことです。

今回、内部まで見学させていただいた登録文化財建物に共通して

印象に残りましたのは、窓でした。

まずは最近では中々見ることのできないような

大変に繊細な組子の障子が、やさしい光を演出している窓です。

2010_1205AU

こちらも、手の込んだ開閉できる丸窓です。

部屋と部屋の間仕切壁の上部に2つ設けられていました。

空間のデザインとしてのユニークさと実用を兼ねています。

2010_1205CS

こちらは廊下部分の足元に設けられた地窓です。

建物の細部にまで行き届いた配慮が感じられます。

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最後はキッチンの天井部分にあった換気窓です。

天窓が付いているのかと思って覗き込んでみましたら違いました。

匂いが排気し易いように、よく考えられています。

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ひと昔前の日本の建物には電気がきていませんでした。

その為、通風だけでなく換気をしたり、

内部に光を取り入れるための装置としての役割も

大きかったと言うことを改めて感じました。

5回に渡る逗子のまち歩きの話に

お付き合いいただきまして、ありがとうございました。

今日も引き続き、逗子のまち歩きのことです。

昨日の逗子市郷土資料館より程近い所に建つ

清水組(現在の清水建設)で建設をした別荘建築です。

2010_1205BW

平成19年3月から逗子市の所有になったのですが、

残念ながら現在は未公開となっています。

今後は公開する方向で検討が進んでいるようです。

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主たちの使用するハレの場は、大変に凝った造りになっていて

相当に贅を尽くした印象になっています。

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反面、使用人の部分は機能優先の質素な造りになっています。

この建物の間取りや仕様を見るだけでも、

当時、この空間でどの様な生活が営まれていたのか

垣間見ることが出来るような気がして、興味深く楽しめました。

今回は時間が足りずに2階まで見ることができませんでしたので、

是非、一般公開していただきたいと思っています。