今日も引き続き、逗子のまち歩きのことです。
昨日の逗子市郷土資料館より程近い所に建つ
清水組(現在の清水建設)で建設をした別荘建築です。
平成19年3月から逗子市の所有になったのですが、
残念ながら現在は未公開となっています。
今後は公開する方向で検討が進んでいるようです。
主たちの使用するハレの場は、大変に凝った造りになっていて
相当に贅を尽くした印象になっています。
反面、使用人の部分は機能優先の質素な造りになっています。
この建物の間取りや仕様を見るだけでも、
当時、この空間でどの様な生活が営まれていたのか
垣間見ることが出来るような気がして、興味深く楽しめました。
今回は時間が足りずに2階まで見ることができませんでしたので、
是非、一般公開していただきたいと思っています。