昨日の続きで、今日も銀座で目に留まったビルを

ずら~とご紹介したいと思います。

先ずは、松屋銀座店のお向かいに建つ

『アップルストア』 と 『OPAQUE GINZA』です。

『アップルストア』 は、ステンレスパネルにアップルマークで

ブランドイメージをそのまま表したファサードです。

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『OPAQUE GINZA』は、妹島和世建築設計事務所設計です。

妹島さんの得意とするガラスのファサードですが、

現在はビル建て替えのため営業を終了しているようです。

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マロニエ通り入口にある『シャネル銀座』 です。

高級メゾン御用達、建築家のピーター・マリノ氏の設計。

陽が暮れてくると、ビルの壁面全体がモニターの様になり、

ブランドマークなどの映像が映し出されます。

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『シャネル』の1枚目の写真右側面に写っていた歪んだビルは、

『DE BEERS GINZA BUILDING』です。

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空に向かって波打つような曲線が印象的な外観は、

ひと際目を引きます。

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まだら模様の外壁 『MIKIMOTO Ginza 2』 は、

伊東豊雄建築設計事務所の設計です。

銅板コンクリート構造という二枚の鉄板の間にコンクリートを詰めた

壁式の構造体は、方向性のない面的な構造システムのため、

開口形状を自由に決めることができるそうです。

このランダムな開口部ができたのは、この構造によるそうです。

次回は内部も体験してみたいです。

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おまけは、並木通りにある『ALBORE GINZA』です。

立体的な六角形が市松模様が浮かび上がる外壁は、

和を意識したデザインによるもののようです。

寄り道はできませんでしたが、

ビルの競演を楽しめました帰り道でした。

土曜日は、京橋にある旭硝子のショールームに行って来ました

こちらへ行くときには、いつも東京駅から歩くのですが、

気候も良くなったことですし、気分を変えて

帰りは銀座を抜けて有楽町から帰ることにしました。

道中、銀座にはたくさんの商業ビルが建ち並び、

各々個性を競い合っていましたので、

今日は特に目に留まったビルをご紹介したいと思います。

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京橋側から銀座通りを歩いていきますと、

最初に、建築途中の「KIRARITO GINZA(キラリトギンザ)」

が見えてきます。折り紙のようなファサードが特徴的です。

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地上12階地下3階建、今秋開業予定とのこと。

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次は、この季節に緑がとても鮮やかに写った

MELSA GINZAー2のビル。

洗練された東京の緑が印象的なファサードです。

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そして、ティファニー本店。

隈健吾建築都市設計事務所設計のビルです。

ファサードはダイヤモンドのファセット面を連想させるように

ガラスパネル一枚一枚を計算された傾きで構成

夜には光も放つようです。

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最後は、写真を撮り忘れてしまったのですが、松屋 銀座店。

リニューアルした松屋銀座自体は、エンボスのパネルとガラスによる

ダブルスキンの軽やかな外観をしているのに対して、

ルイ・ヴィトンのブランドイメージを表しているこちらの部分は、

異色な感じがしました。

次回、銀座マロニエ通りへ続きます。

ここ何年かで、照明が劇的に変わって来ています。

原発事故による省エネ志向により

そのスピードは、一層加速したような気もします。

各照明器具メーカーのカタログも大幅に変わりました。

その多くは、LEDによる照明器具に変わっています。

どの照明器具メーカーも昨年の夏頃には、

ショールームを一新し、新しい照明器具に対応してきています。

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そんな折、葉山の町でもこんな張り紙を見つけました。

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祝って部分がちょっと微笑ましく、目を引きました。

住まいの照明計画を立てる際には、

まだまだLEDについて、感覚的につかめない部分が多く、

照明器具の選択が難しくなっているのが実情です。