葉山・鎌倉・逗子・湘南の注文住宅は工務店【松匠創美】
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建て替え その2
昨日に引き続き、この春、建て替え予定の住宅のお話です。
今回は、これまで大切にお住まいになっておられた建物を
解体しての新築計画です。
昨日は、この建物がご家族から大切にされてきた様子を
書かせていただきましたが、そのつづきです。
時代が良かったと言うことなのでしょうか、
障子の桟木は目が積んでいて、ほとんど狂いがみられません。
今でもピタッと隙間ができることなく納まっています。
また、本棚に使用されていたラワン材は、
厚さが30ミリもある、しっかりとした材でしたので、
お父様が丁寧に釘一本まで外して下さいました。
新しい家ではこの材を使用して、再び本棚を造る予定です。
こうして書いておりますと、この建物は、
なぜ建て替えなければいけないのかと思ってしまいそうです。
でもそこには理由もあって、例えば階段は、
昼間でも暗く、かなりの急こう配で急ぐと転げ落ちそうだったり、
断熱材があまり入っていませんので、
冬は寒く、夏は暑い温熱環境だったり、
給排水設備は老朽化し、電気設備も更新されていませんので、
コンセントの数は極端に少なく、不便になっています。
この辺を改善した上で、建て替えた家もこれまでの様に
愛される家になるように努力したいと思います。
建て替え その1
この春、着工予定の敷地に建っていました
旧宅の解体工事が2月半ばから始まっています。
この古い建物、解体の際に初めて内部を拝見させて頂きました。
すると、この建物がご家族からとても大切にされて来たことが、
そこかしこから伝わってきました。
例えばお風呂場、懐かしいモザイクタイルが貼られているのですが、
このタイプのタイルは経年劣化によって
タイルが剥がれてしまうことが多いのですが、そんな部分もなく、
ステンレスの浴槽もきれいに磨かれています。
また、今では、珍しくなりました汲み取り式の汽車便ですが、
手入れが行き届いていて、ほんとうにきれいです。
タカラ製のキッチンも、ホーローの白い扉は、
金物部分に錆はみられますが、きれいな白色を保っており、
換気扇共々ピカピカに掃除がされています。
一番、お手入れに手間暇がかかる水廻りが、
どこも手入れが行き届いている、その丁寧な暮らしぶりから
この建物がどんなにか愛されて来たことか窺えました。
気分を変えて・・・
昨日は、3連休最終日の、建国記念の日でした。
祭日気分で、寝坊をしてしまった上に、
NHKのプロフェッショナル仕事の流儀の
イチロースペシャルが再放送されていることを知り、
これを見入ってしまいまして、スッカリ朝の散歩へ行きそびれました。
そこで、昼食を兼ねて、散歩へと出かけることにしました。
出掛けたのは、湘南国際村です。
久しぶりの散歩コースに興奮気味の空之介です。
終始、右へ左へとせわしなく、匂いを嗅ぎまくっていました。
前回訪れたときは、緑が豊かな季節でしたので
気づきませんでしたが、
今回、冬の只中に訪れてみますと、
木々の枝ぶりの美しいことに目を奪われました。
枝先が薄っすらと赤くなっていて、
まるで、花でも咲いているように見えます。
また、別の場所では、枝の間から黄緑色の葉が透けて
薄っすらと緑色に染まっていてる様子も、なんだかきれいでした。
いつもと違う散歩道は、空(クウ)にとってだけでなく、
飼い主にとっても、とても良い気分転換になりました。
Someday
最近、空(クウ)は仕事中、自分だけ2Fのソファで寝ています。
恐らく、床暖房の効いた1Fは、
空にとって暑すぎるのではないかと思われます。
ただ、暑いにしては小さく丸まって寝ているその姿は、
気が小さい空らしく、シッポがコンパクトに畳まれています。
いつの日か、大の字になって寝ている姿を
見ることが出来るのでしょうか。
そんな日が来たときには、是非ご報告させて頂きたいと思います。
補強中
土曜の午後は、現在、改修工事中の現場へ
状況の確認に行ってきました。
この建物、2階床に大きな不陸が起きていましたので、
改修工事を行うにあたりましては、こちらの補修も行います。
そのために、2階組と小屋組の両方に補強を行うことにしました。
この日は、2階床組の補強中でした。
写真は、大梁を新たに追加しているところです。
大梁の追加は、1本の梁にかかる負担を
少しでも軽減することが目的です。
幸い、下部に柱があるところに梁が追加できましたので、
効果に期待をしています。
梁受け金物に梁を落とし込むのですが、
下は1階の天井ですので、万が一にも落とすことはできません。
慎重に移動します。
無事、この日は2本の梁を追加することが出来ました。
この後、きれいな茜色に染まっていました。