葉山・鎌倉・逗子・湘南の注文住宅は工務店【松匠創美】
神奈川県三浦郡葉山町
堀内785-4 〒240-0112
✆ 046-876-3275
営業時間 : 9:00-17:30
定 休 日: 日曜日・祝日
ショールームめぐり-3
日曜日は、またまた都内のショールームへ行って来ました。
先ずは、外付けブラインドメーカーのオイレスさんへ。
通常日曜日はお休みのところ、快く迎えて下さいました。
実物に触れ、体感することで感じを掴んで頂けたようです。
丁寧な説明をありがとうございました。
午後は、LIXIL東京ショールームへ。
新宿副都心北部エリアにおける大型複合再開発によって
2011年12月に誕生した複合オフィスビル内にあります。
エントランスホールには、写真の巨大なオブジェがありました。
一瞬、職業柄、発砲系の断熱材かと思ってしまいましたが、
いえいえ、しっかり見ましたら立派なアートでした。
LIXIL東京ショールームは、たくさんの人で賑わっていました。
写真はショールーム内に在るモデルルームで、
キッチンスタイルをどうするかで侃々諤々中です。
IKEAスタイルのショールームは、イメージを掴んでいただき
易いので、視て頂いて良かったと思いました。
最後は、横浜にあるニッパツ三ツ沢球技場まで
車で送って頂いたおかげで、
横浜FC VS ガンバ大阪を無事観戦することが出来ました。
長い一日、どうもありがとうございました。
住み心地の更新
今日から、逗子で改修工事が始まりました。
中古の住宅を購入されたクライアントさんが、
「住み始める前に」と、ご依頼下さいました。
主な工事は、既存の半分閉じているタイプのキッチンを
オープンなキッチンにつくり変えること。
そして、既存のカーペット敷きを板張りに張り替えることと、
既存の壁クロスを左官で仕上げることです。
この建物は、築30年以上たっていますので、
その間には、住まいに対して求められるものが随分と変化し、
適合しなくなっている部分はありますけれど、
先住者がこの家に手を掛けて下さっていたことは判ります。
初めて下見に伺った時には、
お庭に、ひまわりやゆりがたくさん花を咲かせていて、
このお庭が、購入の決め手だったと伺いました。
今回の改修工事で、住み心地を更新できたらと思っております。
日本民藝館 西館
今日は昨日に続き、日本民藝館の西館についてです。
駐車場の横、本館の真向かいに写真の長屋門があります。
施設案内には、「本館の向側に建つ西館は、
栃木県から移築した明治初期の長屋門(登録有形文化財)と、
柳の設計による母屋からなっています。1935年に完成、
柳が72歳で没するまでの生活の拠点としました。」
とあります。とても拝見したかったのですが、
残念ながら、西館は、公開日が限られておりまして、
この日は公開日に当たらず、拝見することは出来ませんでした。
ちなみに一昨年亡くなられたデザイナーの柳宗理さんは、
30年近く、三代目館長さんとして務められていたそうです。
古い日本家屋を見た時、決まって素敵だと思うのは、屋根です。
こちらの長屋門と母屋も、とても屋根が美しくてうれしくなります。
特に長屋門は、大谷石と思われる石葺きでした。
屋根は、町並を創り出す大きな要素ですので、
日本家屋の伝統的な屋根の美しさは、これからの家づくりにも、
上手く取り入れられるようにしたいと思うところです。
最後はミュージアムショップで、棟方志功の版画手拭を購入。
タイトルは『紫煙草舎』
「葛飾の紫煙草舎の夕けむりひとすぢ靡くあはれひとすぢ」
吉井 勇さんの短歌を彫られたものです。
次回は是非、西館の公開日に合わせて足を運びたいと思います。
日本民藝館 本館
今日から、夏休みも終わりまして通常業務に戻りました。
ブログも再開です。
また、お付き合いいただけますと、うれしいです。
さて、事務所が夏休みの間に私も2日程お休みをいただきました。
その内の1日を利用しまして、ずっと行きたいと思っていた
日本民藝館へ行って参りました。
場所は、目黒区駒場、東大の駒場キャンパスのすぐ傍です。
写真が日本民藝館の本館正面です。
本館は、「民藝」という新しい美の概念の普及と「美の生活化」を
目指す民藝運動の本拠として、思想家の柳宗悦により企画され、
実業家の大原孫三郎氏をはじめ多くの賛同者の援助を得て、
1936年に開設されました。
本館の建物(登録有形文化財)は、西館の石屋根長屋門に
意匠を合わせたもので、設計は細部まで柳宗悦が手掛けました。
<以上、施設案内より>
大原孫三郎氏といえば、大原美術館の設立者。
以前、大原美術館へ行った時に触れましたが、
大原美術館の様に、作家ものの展示は多くないのですが、
展示物、それを展示するケース、そして建物に至るまで、
すべてが「美の生活化」を示していて、
改めて、その概念の素晴らしさを体験することができました。
松匠創美ではこれまでも「用の美」という概念を大切に、
家づくりを行って参りましたが、
今回、その家づくりに対する思いをより一層強く致しました。
そこで、明日は西館についてご紹介したいと思います。