葉山・鎌倉・逗子・湘南の注文住宅は工務店【松匠創美】
神奈川県三浦郡葉山町
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営業時間 : 9:00-17:30
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窓フォーラム2013
今日の午後は、窓を考える会社 YKK ap さんの
展示会へ東京国際フォーラムまで行って来ました。
前半は『ロー・エネルギーの暮らしと家づくり』セミナーとして
東京大学大学院准教授の前 真之さんによる
講演『海外に負けるな 日本の住宅』を聞きました。
休憩を挟みまして、
(この時間に展示されているサッシを観ることが出来ました)
後半は、樹脂サッシと防火サッシのプレゼンテーション。
ひとつ目の樹脂サッシにつきましては、
松匠創美で、おすすめの窓としてご提案させていただいている
APWシリーズに真空トリプルガラスの
更に高スペックのものが加わったことについての話がありました。
ふたつ目の防火サッシにつきましては、
各窓メーカー、これまでの通則認定による防火窓が、
国交省の実験で性能不足を指摘されていまして、
年内いっぱいでこれらの窓の販売が終了します。
代わって個別大臣認定品の防火窓がこの秋から発売になります。
個別に実験をクリアしなければならないこともあり、
現段階では、窓種やサイズが限定され
これまでのような自由度は、少しなくなります。
また、防火窓を使用しなければならない地域というのは、
東京、神奈川に集中しています。
価格もかなりのアップになりそうですので、
なるべくコスト増にならないような窓選びをするためには、
設計を一から整理することになりそうです。
断熱工事
現在、逗子で改修工事中の建物は、
築30年以上のハウスメーカーによる鉄骨造の建物です。
30年以上前の住宅の断熱性能はといいますと、
外気温が5℃の時、室内温度が8℃くらいになる程度です。
改正省エネ法では、室内温度が13℃くらいになるように
断熱性能が求められます。
それ位、時代と共に住宅の断熱性能は向上してきました。
そこで、今回の改修工事では住み心地の更新をしようと、
床を板張りにすることもあり、断熱工事を行うことにしました。
しかしこの建物、鉄骨造のため、断熱材の施工が難しく、
5社から施工を断られてしまいました。
そんな中、ありがたいことに施工してくれる業者が見つかりました。
床下でむき出しになっている鉄骨の回りに
発砲系の断熱材を吹き付けていきます。
こんなに狭いところに潜り込んでの危険な作業になります。
自分で無理を言ったのですが、ただただ頭が下がる思いです。
暑い中、本当にありがとうございました。
タッチアップ
8月いっぱいでの営業を終えた海の家LAHさんの
解体工事が昨日から始まりました。
解体とは言いましても、来年また組み立てられるように
破壊しないようにバラすため、大工が行います。
そこで、今日は逗子で改修工事中の現場では、
大工がいないその間に、
塗装の部分補修工事を行いました。
今回は、天井の仕上げは既存のままですが、
キッチンをオープンキッチンにするため、吊戸棚を外しましたので
その外した部分の天井の補修や照明器具の交換にともなう、
跡の補修等、細かい部分のタッチアップです。
ビックリしたのが、天井を補修してくれている職人さん、
胃がんで胃を2/3切除してまだ4週間しかたっていないとのこと。
傍で見ていると普通に働いているように見えました。
元々、スリムな方だったのでその変化に気づきませんでした。
でも、「食べたい時に、食道まではこれまでと一緒だから
普通に食べられてしまうので、調子に乗って食べてしまうと
後が大変なことになるのでちょっと辛い」と言っていました。
まだまだ暑いですので、無理のないよう気をつけて下さい。
今日はありがとうございました。
「コンクリート調合と施工」講習会
先週の土曜日は、今年の6月に
「知っておきたい建築材料・工法」シリーズとして発刊されました
「コンクリート調合と施工」日本建築学会 関東支部 著
をテキストに用いた講習会に出席してきました。
このテキストの紹介には、
「主要な建築材料であるコンクリートを対象としたもので、
鉄筋コンクリートに関わる法令ならびに規格・基準から、
鉄筋コンクリート工事、コンクリートの要求品質、調合、
品質管理のための試験方法まで、広範な内容を
一冊に盛り込んであります。」と書かれているだけありまして、
1日でこの広範な内容全てに、講師11人がそれぞれ担当されて、
凄いスピード感をもって、ザーッと触れて解説をすると言う
講習会でした。
この広範に触れる内容であったことが、
どちらかというと勉強が木質系に偏りがちの身としましては、
とてもいい内容だったと思います。
横浜大桟橋近くの会場へ向かう途中、
横浜公園を通り抜けたのですが、噴水が涼しげでした。
また、会場近くの開港広場の噴水では、
黒ラブが気持ちよさそうに水浴びしていて、
都市の犬事情が新鮮に目に写りました。
住宅関連税制とすまい給付金
今日は、消費税率引上げに関する講習会がありましたので、
参加して参りました。
政治的判断は秋まで先送りされているスッキリしない中での
開催とあって、参加者も少なく、質問もなく終了しました。
住宅購入の際は「消費税引上げに伴う住宅に関する経過措置」
が定められていています。
ここから引用です。
消費税の額は、引渡し時点の税率により決定します。
住宅は契約から引渡しまで長期間を要する場合が多く、
例えば注文住宅であれば数か月かかるのが通常です。
一方で、引渡時期により消費税率が変わるとなると、安心して、
契約を締結することが出来ません。
このため、住宅については、半年前の指定日の前日までに
契約したものについては、仮に引渡しが
税率引上げの基準日以降になっても、
引上げ前の税率を適用することとされています。
(国土交通省 住宅局
住宅関連税制とすまい給付金解説テキストより)
ということで、8%引上げ時は9月30日までに契約をしたもの
については現行の5%が適用されると言うことです。
立派な解説テキスト、給付申請書類の書式まで
全て出来上がっているにも拘らず、実施されるかは未定。
残り一ヶ月、こころの準備不足感は否めません。
給付額につきましては、シュミレーションをして改めて、
ご案内したいと思います。