葉山辺りは今日もぽかぽか春の陽気でした。

春分の日も過ぎ、いよいよ太陽が身を潜めている時間よりも

顔を出していてくれる時間の方が長い半年が始まりました。

そう思っただけで、幸せな気分になれる太陽好きです。

土曜日に行った現場では、仮設便所前に土筆が伸びていました。

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さて、今日は「彼岸明け」ということで、改めてお彼岸について。

「彼岸」とは、春秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間を言い

お彼岸の中日には先祖に感謝し、残る6日間には、

悟りの境地(=極楽浄土)へ達するのに必要な

「六波羅蜜」(ろくはらみつ)の修行を1日に1つずつ

修めるとされているそうです。

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そして「六波羅蜜」とは

1日目 布施(ふせ) 彼岸の入り

見返りを求めず他人のために施しをすること

2日目 持戒(じかい)

悪行を行わず戒めを守り一瞬一瞬に自らを反省すること

3日目 忍辱(にんにく)

如何なる不平不満にも耐え忍ぶこと

4日目 お彼岸の中日

5日目 精進(しょうじん)

日々誠心誠意、精進努力すること

6日目 禅定(ぜんじょう)

心を冷静に保ち自分の気持ちを安定させること

7日目 智慧(ちえ) 彼岸の明け

智慧を働かせ、物事のありのままの姿を見つめること

とありました。今までお彼岸は、お墓参りをして

仏様の供養をする期間位の認識しかありませんでしたので、

この機会に、少し意識をして過ごしてみたいと思いました。

そこで、今日は忘れないために書いてみました。

皆さまもいかがですか?

今日は遅い午後、金属製建材メーカーが開催する

「木造住宅の建物外皮の劣化事例と解決策」という

技術セミナーへ参加して来ました。

先達て、このブログでもご紹介をしました「雨仕舞」についてです。

雨水の侵入を防ぐために、見えないところに使われている板金を

どこへどの様なものをどの様に取付けると、

建物劣化を防ぐことができるのか、お話を伺いました。

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ご質問の内容から察するにかなりこの分野に強い

マニアな方々が、集まって来て居られるようでした。

普段、木造住宅デザイン研究会ユアホームで、

木質構造についてのマニアな方々と

ご一緒する機会は多いのですが、

やはり、各分野このような方々によって日々、

技術向上がなされているのだと改めて思いました。

良い刺激をいただきました。今後に生かしたいです。

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その帰りに駅のショッピングセンターへ立ち寄りました。

するとありました、セルフレジ。

ちょうど混雑する時間帯でしたが、利用している方はわずか、

有人レジの長蛇の列を見てちょっとホッとしました。

ガソリンスタンドのように、セルフレジが普通になる日が

近いのでしょうか。

セルフレジ未体験者としましては、ちょっと心配しています。

今日はゴールデンと言われて、すぐに犬を想像される方でないと

すこし分かりにくいお話しなのかもしれませんが、

愛犬の空之介は、結構うしろ脚が長いと思います。

人の感覚では脚が長いは褒め言葉なのですが、

ゴールデン・レトリバーにとっては、

決して自慢できることではございません。

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本来、ゴールデン・レトリバーは、

肩よりもお尻の位置が下がっているモノなのです。

よく、車とかに貼ってあるステッカーのシルエットがそうです。

そのため、うしろ脚はあまり長くない方がスタイルが良いのです。

写真の空之介の後ろ姿は、そういった意味では

少し間違っています。

それでも、飼い主にとってはとってもキュートなうしろ姿なのです。

すみません。今日は最終的に、親ばかの話になってしまいました。

ちょっとご無沙汰をしている空之介ですが、概ね元気にしています。

「こんにちは、僕、掘ってないですよ」

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最近のお気に入りは、散歩の時に見つけたテニスボールです。

黄色い部分は既に剥がされツルツルになっているのですが、

どこが気に入ったのか、ずっとそばにおいています。

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この日も外に出たいと言うのでテラスドアを開けると、

お気に入りのテニスボールを持って出て行きました。

いつもは、ぐるっと偵察が終わると、早々に『入りたいワン!』

と言い出すのですが、この日は珍しく、

空が外に居ることを忘れてしまうくらいの長い時間、

庭でずっとボールと戯れていました。

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そうとう噛み心地が良いのでしょうか、

一種のおしゃぶりのようなものではないかと思っています。

5歳を過ぎてもまだまだお子ちゃまな空之介なのでした。

今週は、一日おきに大きな屋根の家に足を運びました。

そんなことも有りまして、現場の話が続いていますが、

今日は、階段のことについてです。

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大きな屋根の家の大きな屋根の上には、

ウッドデッキを造る予定になっています。

写真は、その屋根の上のウッドデッキに出るための階段です。

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まだ、手摺がついていないのですが、

写真を撮ったところは、完成時には吹き抜けになる場所ですので、

この姿をこの角度からお見せできるのは今だけだと思われます。

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こちらは、1階から2階へと上がるレギュラー階段です。

松匠創美では計画に吹抜けを取り入れることが多いのですが、

この階段も吹抜けのひとつとして捉えています。

そのため、出来るだけ光や空気が分断されないように、

ストリップタイプにしたいと考えています。

ところが、階段下も空間の有効利用で

トイレや収納として使用することが多く、

ストリップ階段になることは、そう多くありません。

今回は、2箇所の階段ともにストリップ階段です。

空間のアクセントとして、光や灯りを映し出してくれることを

楽しみにしています。