今朝の天気予報では、「今夜から明日にかけての雨は、

『催花雨(さいかう)』となりそうです」と言っていました。

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催花雨とは、「春、早く咲けと花をせきたてるように降る雨」

を言い、元々は菜の花の盛りの頃に

シトシトと降る雨のことと指していたそうですが、

今では、菜の花だけでなく、桜など、この季節に咲く花の

開花を促す雨として、使われるようになっているようです。

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こんな時に降る雨を『春雨』とも言います。

「月様、雨が…」

「春雨じゃ、濡れてまいろう」

で、春雨の方が知られた表現かもしれません。

また、先週から1週間程、毎日雨が降っていましたが、

こんな時には、菜種梅雨という言葉もあります。

日本は世界でも有数の多雨地帯に属していますので

雨の表現が豊かで繊細です。

意味を知り、使いこなせるようになりたいものです。

さて、明日から3連休、桜の開花予想も出ています。

楽しい連休になりますように。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日は午後から役所へと出掛けました。

行政側の過去の不適切な処理について問いただすも

暖簾に腕押し、

こちらの質問に対して、咬み合わない答え

喧々囂々、侃侃諤諤、

納得できる答えは得られませんでした。

そんな、スッキリしない気持ちを抱えた帰路、

夕景は美しく、

また明日、頑張ってみようという気持ちにしてくれました。

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写真は3月30日のリニューアルオープンに向けて

店内改装工事中のラ・マーレ・ド・茶屋と

富士山に挟まれた夕日。

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オレンジ色に染まった部分と影のコントラストが、

穏やかな海面をキラキラと輝かせていました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

現在、3世帯同居の新築住宅を計画中なのですが、

年度末でお忙しいご主人方のスケジュール調整が難しく、

収納の細かい部分についての打合せは、

奥様方にお任せしますとのことになりました。

そこで通常は、新築の打合せを行う場合、

資料の揃っている事務所にて行うことが主なのですが、

今週末に1歳のお誕生日を迎え、

お食い初めの儀式を執り行うことになっている

お子さんが居られるため、奥様一人では移動が大変ということで、

子世帯のご自宅に伺って、

今日は打合せを行うことになりました。

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こちらのご家族の一員には、

親世帯に3代目となるゴールデン・レトリバーと、

子世帯には、ロングヘアーのミニチュア・ダックスフンド、

写真のサブローくん10歳が居ます。

前回、家庭訪問に伺った際には感じなかったのですが、

今日は、お父さんが居ないからでしょうか

「母さんたちに近寄るな!」と最後まで

私達を威嚇し、家族を守っているようでした。

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そんな頑張り屋さんなサブローくんは、

打合せにもしっかり参加してくれていました。

お疲れ様でした。

最後までお読みくださり、ありがとうござます。

改修工事を行う場合、築10年から20年くらいの建物と

築30年以上40年くらいの建物とでは、大きく違います。

現在工事を行っている建物は、築40年、

少し前でしたら確実に建て替えになっていたと思われます。

しかし、最近ではこうした築30年を超える建物も

手を入れ住み続ける動きがみられるようになっています。

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当時の日本の住宅は一般的に、1階の南面に

大きな掃出し窓が沢山設けられていましたので、

南面に耐力壁が全くない建物も多くあります。

今回のこの建物も例外ではありません。

そのため、この面だけは一度壁を解体した上で、

新しく耐力壁を造ることにしました。

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壊してみると、これも改修工事では良くある

部材の劣化が視られました。

交換の必要があるかその劣化の程度を探ります。

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また、築40年も経っている建物の場合には、

ほぼすべての建物に歪みが視られます。

2階の床では、サッシの右と左で1cm近く違っています。

今回はサッシを交換する事になっていますので、

どこに合わせて窓を取付けるか検討をしています。

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壁にも歪みが出ていますので、下地の胴縁に

パッキンを咬ませて壁のゆがみを矯正し、

平らな壁に仕上がるように手を入れています。

この建物は、今回中古で購入されたものですが、

購入を検討中からお声を掛けて頂き、

事前に私共で調査した上、購入に至ったという経緯があり、

少しでも安心して寛げる建物になりますよう、

工事を進めていきたいと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

東日本大震災から丸5年を経て、

被災を免れた者としては、

計画停電も遠い記憶になりつつあります。

しかし、日々食するものを選ぶ時、

空を見上げたり、海を眺めたりしている時、

いつもどこかで胸に引っかかりを感じています。

それは決して消えることのない記憶。

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(写真は5年前の震災の日、停電中の時のものです。)

震災から今日まで、貢献なんてできる訳ではありませんが、

自分に出来るコトを日々続けようと思い暮らしてきました。

自分に出来るコトそれは「思考を停止しない」という事。

出来事の根底に流れる意味を考えつづけることで、

どの様に行動したら良いか道が見える気がしています。

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5年経ったからこそ解ったこともあります。

見えなかったことが、見えるようになったことも・・・

これからもよく考え、行動して行きたいと

意を新たにいたしました。

そして、今ある幸せに感謝したいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。