昨晩は、日付の変わる頃、小さな声で「鬼は~外!福は~内!」
と豆まきをして、邪気を払い、福を呼び込みました。
毎年のことですが、この日、俄然張り切る空之介。
「早く、福は内!して下さい」と催促する目をしています。
なんだか、まるで怪獣のようです。
今年はソフト大豆という豆にしてみましたところ、
とても食べやすく、容易に歳の数だけ食べることができました。
そして今日は、告別式でお別れをして参りました。
癌が発覚し、余命数カ月と命の限りを告げられてから、
2年半に渡る癌との闘いの日々、
決して愚痴ることなく、精一杯過ごされたその姿を
ずっと見守って来たご家族は、
あと一日、もうあと一日と過ごしてきたのでしょう、
「明日は76歳のお誕生日だったんだけどね~」
と、無念さをにじませていました。
しかし、直会の際、小学6年生のお孫さんによる
立派な献杯のスピーチは未来が感じられて、
うれしそうに見守っている故人の姿が目に浮かびました。
とてもいいお式でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。