今日の葉山は朝から小雨がチラつき、午後は本格的な雨です。

外では夜になっても激しく雨が降りつけています。

春に三日の晴れなしとは言いますが、

先月までの今年の冬は、

総じて雨が多く、日照時間が少なく感じました。

そこで、何人かにそんな話をしてみますが、

あまり賛同を得ることができず、

実際のところを気象庁で調べてみることにしました。

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気象庁の報道発表資料によりますと、

この冬の降水量は、北・東・西日本で多く、

東日本の日本海側ではかなり多かったようで、

高山(岐阜県)では、降水量の多い方から1位の値を

更新したそうです。沖縄・奄美では、少なかったそうです。

やはり、葉山辺りでは雨は多かったことが分かりました。

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しかし、日照時間はと言いますと、

東・西日本日本海側と北日本太平洋側でかなり少なく、

北日本日本海側と西日本太平洋側で少なかったですが、

東日本太平洋側と沖縄・奄美は平年並みだったそうです。

と、意外でしたが、雨が多かったことで

日照時間が少ない印象になってしまったのかもしれません。

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東日本では、4年連続の寒冬だったそうで、

3月に入っても今日の様な雨模様では、寒さが身に染みます。

春が待ち遠しい気持ちが一入です。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

今日は、FujisawaSSTの話はお休みして、季節のことです。

3月に入っても朝晩の冷え込みはまだまだありますが、

太陽高度が上り、明らかに光の量が増しているのを実感します。

昨日は、沈丁花のいい香りに誘われ振り返えりますと、

明るい日差しを浴びて、花が開き始めていました。

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火曜日はあまりいいお天気ではありませんでしたが、

近所のお庭に咲く河津桜は既に満開で、

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もう春が近いことを知らせてくれていました。

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実際は、とっても綺麗なピンク色をしています。

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菊の花は、東洋でもっとも古くからある鑑賞用の植物で、

秋から冬にかけての一年で一番終わりに咲くことから

その名が付けられたとのことです。

最近では菊の花も品種が豊富になり、

比較的日持ちが良いことから、手にする機会も増えています。

そろそろ菊の季節は終わり、

次回は、春の花を迎えることになりそうです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

数年前に自分用に写真の雛人形を買い求めました。

やさしいお顔と素朴な彫りに金箔のハレっぽさが

気に入っています。

手のひらサイズですので、出すのも片づけるのもあっという間、

そんな手軽さも自分用ならではです。

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東京生まれ神奈川育ちの私の雛人形の飾り方は、

男雛が右(向かって左)、女雛が左(向かって右)が自然です。

京都では大嘗祭などの宮廷儀礼の伝統に順っており、

<男=陽=左><女=陰=右>という

陰陽説の組み合わせを守って東京とは逆に飾るそうです。

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江戸の風俗画にはどちらも描かれていることから、

江戸町民の多くはそれほど意に介していなかったと考えられ、

むしろ明治23年以降、欧米の列強諸国に追いつくために

国際化しなければならず、

欧米によってつくられた国際儀礼に倣い、

明治天皇が昭憲皇太后の右に並ぶようになり、

東京の雛人形業界がこれに従ったことで標準となったそうです。

ただ、男雛女雛を右上位に並べながらそれ以外については、

左上位に飾っていることから、こんなところにも

和洋折衷の現代世相が現れているとは、面白いです。

『陰陽で読み解く 日本のしきたり』より

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。