今回、三浦に新築中の建物は、

耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)3に適合することが

求められています。

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では、耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)3に適合するとは、

どの様なことなのでしょうか。

それは、極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力の

1.5倍の力に対して倒壊、崩壊しない程度のことを言います。

では、極めて稀に発生する地震による力とは、

どの様な地震のことなのでしょうか。

例えば、東京を想定した場合、気象庁の震度階で

震度6強から7程度に相当すると言うことで、

これは、関東大震災において東京で発生したと推定される

地震の揺れに相当します。

(木造住宅のための構造の安定に関する基準解説書より)

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今日は朝一番から現場へ配筋チェックに行ってきたのですが、

このような理由で、いつにも増して、鉄筋が多く入っています。

通常、鉄筋の上というのは、かなり歩きにくいものなのですが、

今回は、普通に歩けました。そのため調子に乗って午前中いっぱい

鉄筋の上を行ったり来たりしていましたら、腰に来てしまいました。

何ごとも「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」とならないように、

注意が必要です。

最近、本が読みたいモードに入っています。

こんな時、本屋さんに行ってしまうと大変です。

あれもこれも読みたくなってしまいまして、

我慢できなくなり、今は3冊を並行して読み散らかしています。

そんな中で、面白いものを見つけました。

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新建築社から出ました「SK+」という新シリーズです。

その第1号の「ル・コルビュジエの住宅と風のかたち」

松匠創美でも採光や風のシミュレーションソフトを使用して、

これから建てる住宅の窓を決める際に参考にしていますが、

この本では、「ル・コルビュジエの住宅」という

名作住宅をシミュレーションし、風に合わせて場所の用途を変え

例えば、風の抜けに合わせて家事室とキッチンを入れ替えたり、

家具の配置で風の滞留を解消したりしながら、

風で考えた場合の理想のプランを提案しています。

もちろん、風だけでプランを決めることはできませんが、

エアコンが苦手という声もたくさん聞きます。

葉山近郊の自然環境に恵まれた地域での家づくりは、

自然の風を採り入れた、快適な暮らしができる、

ひとにも環境にも、そしてお財布にも優しい家にしたいものです。

そのためにも、シミュレーションソフトを

もっと上手に活用する努力をしていこうと、

これを読んで思っているところです。

3月末に建物が完成した家の外構工事が残っておりまして、

今日は打合せに行ってきました。

パーゴラはもうだいぶ出来上がって来ていて、

アプローチの階段も付いて、アクセスし易くなっていました。

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私たち設計者も、建物が完成していない状態で

外構のイメージをすることは、なかなか難しく、

今回もそうだったのですが、敷地に勾配があったりする場合には、

特に建物が完成してみないと判りにくいことが多いのです。

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そこで、相談の結果、

今回は実際に車を駐車スペースに止めてみてから、

最終的に決定することにしました。

今日、奥様が「パーゴラが出来てきて、また雰囲気が変わりました」

と仰っているのをお聞きして、

改めて、家は建物だけでなく、外構や植栽まで完成すると、

一段といきいきとして来るのだなぁと思うのでした。