前回敷地調査の依頼のあったクライアントさんから、

新たな敷地が出ましたとのご報告を受けまして、

早速、月曜日に現地へ行ってみました。

そして今日は、役所へ行き法的調査をして来ました。

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高台にある敷地は、南がひな壇の敷地でした。

南側に隣地建物が建ったとしても、

視界に入らないくらいの段差がありますので、

日当たりと眺望は間違いなく確保できます。

また、それ以外の3方は道路に囲まれているという立地で、

風の抜けは抜群で、良過ぎることが心配なくらいです。

建物を計画する上では、申し分のない環境だと思いました。

この立地ですと、恐らく地盤の補強が必要になることと、

敷地の広さを考えますと、緑化面積が広くなること、

4周何らかの囲いが必要となることから、

外構に費用がかかりそうです。

でも、都市設備もしっかりと整備済みでしたので、

条件としては、素晴らしいと思います。

そして、法的にも住宅を計画する上でネックになりそうなところも

特には見当たらず、おすすめの敷地だと思います。

あと、暮らしやすい周辺環境かどうか、

じっくりと、ご検討いただくと良いと思います。

仕事柄、常に新しいカタログに目を通しています。

恐らく、どの設計事務所さんでもカタログ請求は、

若手の仕事のひとつに、含まれているのではないでしょうか。

なぜなら、資料請求していますと自然と、

いろいな素材や製品を覚えることが出来るからです。

そのため、松匠創美でも、資料請求は新人が担当しています。

おかげ様で、私は届いた資料に目を通すだけです。

そんな中、久しぶりに自分で請求したカタログが届きました。

それは、「WISE・WISE」家具メーカーのカタログです。

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「WISE・WISE」では、

合法木材、認証木材、国産木材などフェアウッド100%使用による

グリーンファニュチャーの確立を目指していると言うことを聞き、

その思い、考えが今回のカタログと別冊のフィロソフィーブックには

まとめられているとのことで、

是非、拝見したいとの思いで請求しました。

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カタログを手にして目を通してみましたら、

今度は、機会を作って、リニューアルされたショールームにも行って

触れてみたいと思うのでした。

今日はあいにくの雨模様でしたが、

現在土地探し中のクライアントさんから候補地を

ご連絡いただきましたので、敷地調査に行ってきました。

まずは、現地へ赴き周辺環境を確認しました。

隣地と高低差がありますので、この部分がポイントになりそうです。

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次は、管轄の役所ヘ行って法令関係の調査です。

最近では、役所も随分と様変わりしていて、

どの窓口もまずは、人ではなく機械が対応します。

機械に聞いても不明な部分についてのみ、

やっと人が対応してくれる感じです。

以前は各窓口にスペシャルな方がいらして、

気の利いた対応して下さっていたのですが、

ちょっと寂しい気がしました。

実は昨日、父の病院へ同行していたのですが、

こちらの病院での対応も同様で、極力システマティックに

人間味なく接することに徹しているかのように、

どの方も「質問や相談は受け付けません」と顔に書かれていて、

慣れないことに、どうすれば良いか尋ねたくても

躊躇ってしまいました。

にも拘らず、診察室入口に表示されているの医師の名前が

担当医とは別の名前が表示されていたりするので、

渡された診察室の番号が間違っているのか、

または、担当医が急遽お休みなのかと、ちょっと混乱しました。

そこで、待合室の大型モニターに表示される

本日の各診療科の担当医師表を見て確認しようと思ったのですが、

こちらは、前日のものが表示されていて役に立ちません。

受付の方に伝えようと話しかけると、

「皆さんお待ちなので番号札を取ってください」と

たしなめられてしまいました。

松匠創美では、持てる力を総動員して、人間らしく、

クライアントさんと家づくりをしていきたいと思うのでした。