今日は、先週に引き続き、耐震補強工事についてです。

この建物、2階は共同住宅になっていまして、

1階は、店舗併用住宅という盛り沢山の造りです。

そのため、耐震補強をするにあたりましては、

2階にお住まいの方々に一時移転していただくことが難しいため、

住みながらできる方法を選択しました。

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そこで、1階部分の天井は全て撤去し

1階から可能な限り、2階床の補強を行い、

もう一度天井下地を組み直して、仕上げを新たにしました。

写真の和室は、シナ合板の目透し張りに仕上げました。

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それ以外の部屋につきましては、壁も一部を壊して、

金物などの補強を行いましたので、

全体にクロスの貼り替えを行いました。

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店舗部分の壁も1面壊して補強をしましたので、

合わせて少しだけリニューアルもしました。

写真のバックヤードは、一部にとってもポップなクロスを使い、

明るく楽しい空間に仕上がりました。

耐震補強工事を行う場合には、諸々の制約が伴いますが、

今回も、多くの制約の中、精一杯の補強を行えたと思います。

夏休みも終了し、今日から、気持ちも新たに仕事再開です。

また、お時間のある時にご訪問いただけましたら幸いです。

今日は以前、耐震診断を行った店舗併用住宅の

耐震補強工事が、月曜日に完了しましたので、その紹介です。

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こちらの建物を所有されているのが、

以前松匠創美でご自宅を建てさせていただいたご夫妻です。

そして、1Fで営業されているのが、その奥様で、

医療用かつら(ウィッグ)専門の美容室

Confetti(コンフェッティ)さんです。

全国からわざわざ足を運ばれる方も多くいらっしゃるそうで、

工事のために2週間もお休みをしていただくのに

日程の調整にずいぶん苦労いたしましたので、

無事、予定通りに工事を終えることができて何よりほっとしました。

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耐震補強前は、

ファサードに柱がなかった(2枚目の写真)のですが、

店舗の顔として、可能な範囲でと話合いを行った結果、

今回の工事で柱を2本追加することに(1枚目の写真)なりました。

内部につきましては、また明日ご紹介いたします。

今日はリフォームのご相談をいただきまして、

都内大田区へ行ってきました。

車で向かいましたので、道中が暑いことは予想しておりましたが、

アスファルトの照り返しは、本当に厳しいものでした。

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お邪魔させて頂いたお宅は、昭和の香りたっぷりの建物で、

窓が大きくとられており、風の通りが良く

エアコンなしでも、思いのほか涼しく感じました。

ご相談内容は、親子3世帯4世代が玄関は一つでも、

各世帯ごとに暮らしを営めるようにしたいというものでした。

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95歳で最年長のおじい様は、これまでの暮らしは、

あまり変わらないように、少しだけ使いやすく。

60代の親世帯は、老後に備えこれまでよりコンパクトにして、

出来たスペースに、30代の共稼ぎの子世帯が、

2人目のお子さんが間もなく生まれるますので、

親世帯の力を借りながら、子育てできるようにと。

そんな思いを伺ってきました。

こちらの建物は、平屋から増築し一部建て替えたりと

その歴史は長く、ご家族と共に成長し、

みんなに愛されてきましたので、

これからも愛していただけるように、

知恵を絞って計画を立てたいと思います。