今朝は、先週から解体工事が始まりました改修工事の現場へ。

解体がほぼ完了し、今日から大工さんの乗り込みでしたので、

最初の打合せをするために向かいました。

先ずは、状態の確認からです。

PB150104今回、屋根は、古いコンクリート瓦を下して、

新たに板金の屋根に葺き替えます。

瓦を下してみると、屋根下地は野地板にトントン葺きでした。

PB150114瓦の場合、雨が侵入しても抜けて乾くため、

一部に傷んでいるようなところもありますが、

コンディションは良好です。

PB150113大工さんが載ってみた感触からも

しっかりとしているので大丈夫とのことでしたので、

トントン葺きは残し、その上に合板を貼ることにしました。

PB150034次は、床のレベルを決めました。

古い建物の場合、床に段差があることが多く、

こちらの建物も増築を重ねておられるので、床には段差があり、

畳の部屋などもありましたので、段差を解消するためには、

下地で調整が必要です。

その際、どこを基準にどんな材料を使い床を組むのかを決めました。

今回は、防音対策あり、床暖房ありと盛りだくさんのため、

ちょっと心配していたのですが、何とか納めることが出来そうです。

次回は、補強について打ち合わせる予定です。

今週から始まりました改修工事の現場では、

今日から壊し始めました。

松匠創美で改修工事の解体を行う場合には、

大工が壊すことが多いのですが、

今回は、全面的な改修工事と言うこともありまして、

解体専門の職人さんにお願いをしました。

解体の時に一番注意しなければならないことは、

壊し過ぎてしまわないと言うことです。

長い年月をかけて出来た味は、

決して、取り戻すことはできません。

ということで、解体初日の今日は、

既に下見で職人さんには確認してもらってありますが、

再確認をするために現場へと行ってきました。

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2階の壁と天井から壊し始めました。

屋根裏が見えるようになったところで、現場に立ち会って居られた、

家主であるクライアントご夫妻は、思い出話をしながら、

天井を見上げ、未来を見つめているようでした。

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今はこんな状態ですが、

年内にはお孫さんを迎え入れることができるように、

工事を進めて行きたいと思っています。

松匠創美のWEBサイトでは、説明不足ということもあり、

「新築物件の仕事しかしないのですか?」

と、問われることが時々あります。

「いえいえ、とんでもございません」

私共にできる範囲でしたら、リフォーム工事も

ウッドデッキ工事のような外構工事も、

幅広くさせて頂きたいと思っております。

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今回、そんなご質問をいただいたご依頼主が、

こちらのアイリッシュ・セッター、マーティ君のご家族。

マーティ君、まだまだ子犬で、とっても元気いっぱい、

エネルギーが有り余っているために、

お家に居ても発散できるようにと、

お外で遊べるようにテラスに日除けのオーニングの取付、

助走をつけても飛び越えないような高さの木製フェンスの取付、

そして、ウッドデッキ工事の依頼を受けました。

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打合せでお宅に伺うと、

階段から玄関ホールが覗けるようになっていて

マーティ君が顔を出して歓迎してくれるのが、

とってもかわいいのです。

一日も早く、思いっきり走り回れるように、

頑張りたいと思っていますので、少し待っていてね。

マーティ君。