以前ご自宅の新築をさせいただいたクライアントさんから

昨年末、ご実家を相続したので、その耐震診断をして欲しい

とのご依頼を受けました。

そこで耐震診断を行いましたところ

診断結果はかなり深刻なもので「倒壊の恐れあり」でした。

そのため早速、耐震補強計画を立て、予算組みをして、

今日は天井の一部を解体して、詳細の確認をいたしました。

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新耐震以降の建物とはいえ、阪神淡路の大震災以前の建物、

まだまだ、おおらかな時代だったのでしょう、

火打ち梁(写真の1本だけ斜めに入っている材)には、

一か所としてボルトが留められていません。

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柱と梁にカスガイ金物も打たれていなければ、

筋違いにも、筋違い用の金物は取り付けられていませんでした。

設計上、既に「倒壊の恐れあり」の建物で、

更には、最低限の施工もされていないという

状況を目の当たりにして、

これまで何事もなく、良かったと思うしかありません。

この建物一部店舗のため、時間を余りかけられないのですが、

来週から、本工事に入ります。

知恵を絞って、耐震性を向上させ、

安心して暮らせるように、努力をしたいと思います。

昨日は、先月末に住宅部分の全面リフォームを終えた家へ

これから行う、店舗部分の工事の打合せに行って来ました。

住宅部分を工事した際に、施主自主施工ということで、

一部の壁を下地の状態でお引渡しをしていました。

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昨日、お邪魔してみますと、その部分が見事に完成していました。

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とても賑やかな仕上りで、空間が明るくなった感じです。

リフォーム工事中、猫の実衣ちゃんは、

クライアントさんご家族と、すぐ、ご近所へ引っ越していたため、

ストレスから、ちょっと太ってしまい、困っていたそうなのです。

でも、工事が終わって、リフォームしたお家には、

美衣ちゃんが楽しめるところが満載の為、

ストレスがなくなったのか、体重が落ちてきたそうです。

と言うことは、猫にとっての、

健康住宅リフォームになったのかもしれません。

クライアントさんの美衣ちゃんに対する愛情のなせる業です。

今日は、昨年から改修工事をさせて頂いている現場へ

最終確認に行ってきました。

この改修工事は、全面改修であると同時に、

店舗併用住宅への改修工事でもあります。

その為、住宅部分をまずは先行して住めるようにと

工事を進めてきました。

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南に海を臨むこの立地は、カケガイノナイモノですね。

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仕上がっていないこの一面の壁だけは、クライアントさんが、

ご自身で漆喰を塗られるとのことで、下地処理のみです。

明日、塗られる予定です。

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水廻りも、海に面して浴室を設け、

浴室越しに海の見える、洗面脱衣室になっています。

洗面器は、大きさにこだわって、織部焼きで特注をしました。

かなりの大きさですので、製作時に一度割れてしまいまして、

納期が危ぶまれたのですが、何とか間に合って助かりました。

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まだ少し残工事があるのですが、

お向かいに引越しをされていたクライアントさんが、

明日から金、土、日と徐々にお引越しを始めます。

その間に終えたいと思っています。