今日から、逗子で改修工事が始まりました。

中古の住宅を購入されたクライアントさんが、

「住み始める前に」と、ご依頼下さいました。

P8260004

主な工事は、既存の半分閉じているタイプのキッチンを

オープンなキッチンにつくり変えること。

P7080006

そして、既存のカーペット敷きを板張りに張り替えることと、

既存の壁クロスを左官で仕上げることです。

P7080141

この建物は、築30年以上たっていますので、

その間には、住まいに対して求められるものが随分と変化し、

適合しなくなっている部分はありますけれど、

先住者がこの家に手を掛けて下さっていたことは判ります。

初めて下見に伺った時には、

お庭に、ひまわりやゆりがたくさん花を咲かせていて、

このお庭が、購入の決め手だったと伺いました。

P7080142

今回の改修工事で、住み心地を更新できたらと思っております。

先週の土曜日は、ベットを納めてきました。

以前、リフォームをさせて頂いた100年住み継ぐ家です。

今年は、こちらのご長男が受験生と言うことで、

部屋をスッキリさせて勉強をしやすくする目的で

7月中に・・・と依頼を受けていたのですが、

何とか間に合いました。

001

搬入のことを考慮し、フレームのみ事前に製作して

仕上げは、実際に設置するところで行いました。

床下の湿気が上がって来やすいことで、高床式ベットです。

005

実は、3年前にもご依頼をいただき造り付の子供用ベットを

製作しています。その時のことはこちらです。

今回は、この頃の様にベットの上で飛んだり跳ねたりはしない

とのことで、シンプルな造りにして、ご予算内に納めました。

004

仕上がり具合を確認にお邪魔しましたところ、

ご長男が、かき氷を買いに行ってきてくれました。

今年初のかき氷。ごちそう様でした。すっかり涼しくなりました。

新しくなったベットでグッスリと眠って、

夏季講習がんばって下さいね。応援していますよ~。

3月引き渡し予定の改修工事の現場が

「もう一息で仕上がる」というところまで来ました。

010

今回の改修工事は床の不陸を修復し

再度不陸が発生しないための構造的な補強を行い

2階部分に子世帯を新設します。

045

最近では、築30年前後の建物の改修工事の依頼が

増えているような気がしているのですが、

改修工事には、いろいろなケースがありまして、

暮らし方の変化による改修工事。

今回の様に、親世帯に子世帯が同居するための改修や

終の棲家への改修工事などがあります。

また、建物の性能面での改修工事。

例えば耐震改修や断熱改修工事などです。

しかし、新築に比べて計画通りに仕事を進めることが難しく

柔軟な対応と技量が求められる、厳しい工事です。

無事完成できますように、もう一息。

がんばります。