日曜日に出かけた埼玉県立近代美術館は、

北浦和公園内にあります。

この公園は北浦和駅から徒歩2~3分と近く、街中の公園です。

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美術館の前には、噴水池(音楽噴水)があり、

ちょうど美術館へ向かう際には、噴水たちが、

音楽に合わせて美しいダンスを披露していました。

迫力があり、暫し眺めて楽しみました。

その周りでは、水に合わせて一緒に楽しむ子供たちの歓声が

楽しげに響き、過ぎゆく夏を惜むようでした。

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帰り道、駐車場へ向かう際に案内看板を見上げますと

空が高く、すっかり秋の空になっていることに気付きました。

また、今日の葉山は久しぶりの晴天で、太陽が降りそそぎ、

少し暑さを感じましたが、やはりもう夏の暑さはありません。

いよいよ覚悟を決めて、寒くなる心構えをしなくてはなりません。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

昨日は連休明けにも拘らず、体調を崩してしまいまして、

一日お休みをいただきました。

おかげ様で、体調も回復に向かっております。

梅雨明けもしたことですし、体調が上がってくる夏の季節に

ひと頑張したいと思っています。

さて今日は、長々と続いておりますバスツアーの話の

最終回なります。

最後は、富弘美術館の展示についてです。

富弘美術館は、水彩画家 星野富弘さんの作品を展示する

美術館で、星野富弘さんの故郷群馬県みどり市に建っています。

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星野富弘さんの作品は、私も愛読しておりますJAF Mateでも

毎号拝見することができるのですが、

やはり水彩画の作品ですので、その繊細なタッチは

印刷物では計り知ることはできず、

実際に目にした、その作品の素晴らしさには目を見張りました。

水彩画とそこに添えられた詩とそれを表現する文字とが

見事に融合し、一つの作品として完成していること

さらに、絵を描き始めた経緯やその苦悩が

作品からダイレクトに伝わってくるため、

鑑賞しながら、涙がこらえきれなくなります。

急ぎ足での鑑賞だったことが少し心残りです。

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周辺には草木湖があり自然豊かな立地です。

散策することができるように散策路が設けられていたり、

カヌーやボートで湖を楽しむことができるようになっています。

ゆったりと時間を取って楽しむことをお勧めします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日も引き続き、富弘美術館のことです。昨日少し触れましたが、

今回楽しみにしておりました美術館のバックヤードツアーは、

富弘美術館 学芸員の桑原みさ子さんが案内してくださいました。

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桑原さんによりますと、展示室が円形に決まったことで、

当時いろいろな方に相談されたそうですが、どなたに聞いても

「曲壁はやめた方がいい」とのアドヴァイスを受けたそうです。

そこで設計のヨコミゾマコトさんとは何度も定例会議で意見を重ね

ヨコミゾさんもその意見に耳を傾け、それに答えて下さって、

角のない曲壁が作品を包み込むかのような

この、たのしい美術館が出来上がったそうです。

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また、富弘さんの作品は水彩と言う、

保存することが非常にむずかしい画材で描かれているために、

劣化を最小限にとどめるべく、収蔵庫の仕様には

細心の注意を払い造られたそうです。

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富弘さんは車いすでの移動になりますので

車いすで館内のどこへでも自由に移動しやすいようにと

バックヤード部分までバリアフリーを心掛けてありました。

最後には電気室まで見学させていただくことができ、

充実のバックヤードツアーでした。

次回は富弘さんの作品のことに触れたいと思っています。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。