日曜の夜、現役最高齢、89歳のヴァイオリニスト

イブリー・ギトリス氏のリサイタルへ行ってきました。

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場所は、上野の東京文化会館、小ホールでした。

以前、このブログで大ホールをご紹介致しましたが、

小ホールへは、今回初めて入りました。

近年には見られない空間の取り方で、

大ホールとはまた一味違う落ち着きがあり、

とても独特な雰囲気のホールでした。

特に、照明の配置が気に入りました。

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また、演奏も、その最初の1音から、独特のものでした。

共演のピアニスト、ヴァハン・マルディロシアン氏との息もピッタリで

来年は90歳、さすがに登場の際、歩くその姿は、

少しお年を召していらっしゃることを感じましたが、

演奏を始めてしまいましたら、それを感じさせることなく、

単に年を取ったのではなく、歳を重ねて来られた方の

奥行きの深さと、ゆるみが、それは素晴らしく、響きました。

この機会を得られたことは、とても幸せなことだったと思います。

先週の土曜日は、早朝から鎌倉の現場へ行きました。

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基礎の立ち上がり部分のコンクリートを打設する前に、

アンカーボルトの設置箇所を確認するためです。

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写真中央の大きなネジのようなものがアンカーボルトです。

土台を基礎にシッカリと固定するための金物です。

このアンカーボルトが所定の位置にセットされているか

コンクリートを打つ前に確認をします。

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確認をした結果、2箇所手直しをしてもらい、

無事コンクリートを打設するコトができました。

あとは中3日養生をして、型枠をバラスと基礎の完成です。

現在工事を進めている鎌倉の現場へ向かう道路は、

日曜祭日には、10時から進入禁止になってしまいます。

恐らく土地柄、観光の方への配慮からだと思われます。

そのため、通常は、祭日も工事をさせていただいているのですが、

こちらの現場の場合には、生コン車など、

何度か出入りが必要な工事は、祭日に行うことが出来ません。

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そんな事情もありまして、祭日前の一昨日、

配筋検査を受けた日の午後、耐圧盤のコンクリートを打ちました。

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打ち終えたばかりの写真です。

この後、水が昇ってきたところを見計らい、コテで押さえます。

気温が暑くも寒くもないこの季節は、コンクリートを打設するのに、

丁度良く、助かります。