昨日に引き続き、木造耐力壁ジャパンカップについてです。
今年の参加耐力壁は、10体でしたので、
8体による決勝トーナメント進出をかけて、
1日目は2体の耐力壁による予選が行われました。
レフリーの合図で組み立て開始です。
1体目は、木造耐力壁ジャパンカップの協賛企業
(株)ポラス暮らし科学研究所さんの軌条(キジョウ)です。
材料は、事前に組み立て易いように配置して置きます。
土台の黒い部分は、割裂防止を狙って
グラスファイバーテープを巻きつけています。
このテープは、耐震補強の際に使われたりもします。
耐力壁の基本部分は横に寝かして組み立てていました。
その基本部分が組みあがったところで土台の上に建て、
両サイドの柱も建ててから、上部に桁を落とし込みます。
基本的なかたちが組みあがりましたら、固定です。
固定するのは、30センチ前後の長いビスですし、
かなりの数をねじ込まなければなりませんので、
インパクトドライバーでさえ、焼け付いてしまいそうでした。
作業を終えた人から掃除をし、脚立など
使用した道具類を所定の場所へ片付け、組み立て終了です。
次回は、もう一体の耐力壁をご紹介いたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。