今年も先週の3連休に富士の裾野にあります
日本建築専門学校におきまして、
第19回 木造耐力壁ジャパンカップが開催されました。
これまで第12回大会より毎年欠かさずに足を運び
その様子はブログでもご報告して参りましたが、
昨年はすみません、決勝トーナメント1回戦までしか
ご紹介せずに今年の大会を迎えることになってしまいました。
そこで、今年は少し趣向を変えまして、
決勝トーナメントではなく、予選を観戦して参りましたので、
その様子をご報告をさせていただきたいと思います。
まずは搬入された材料の梱包を解き、
実際に搬入された材料と提出されたデータシートとの
整合性を確認します。
次に環境負荷も審査対象になっておりますので、
持ち込まれた材料の種別ごとに重量計測します。
計測を終えましたら組み立てを行うために
会場に指定された5.5m四方の所定の位置に
全ての材料、工具を移動します。
事前に桁は上部に吊るしておきます。
施工時間は1時間を限度とし、それを超えて要した時間は、
3倍にして加算されます。
あまりに複雑すぎる壁は耐力壁として実現が難しくなるため、
実現可能な壁を目指して設けられたルールです。
また、作業中はレフリーが配置され、
危険行為と判断された場合には、警告の笛が鳴らされ、
2回以上吹かれるとペナルティがあります。
これは実際の施工時に事故なく作業を行う必要があることから、
設けられたルールです。
ここまで前置きが長くなってしまいましたので、
実際の組み立ての様子は、次回ご紹介いたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。