先日も触れました、木造耐力壁ジャパンカップで

今年、総合優勝をした壁が右側の耐力壁です。

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引っ張りっこでは左側の今大会最強の耐力壁の前では

なす辷もなく敗退しましたが、

破壊に至るまで、かなり粘ったことが功を奏したのでしょうか。

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耐力壁としての評価は剛性だけではなく

粘り強さや、経済性、加工のしやすさなど

強さと実用性を併せ持つことが大切です。

さらに現在では環境負荷も大切な要素となっています。

これまで、この大会が行われていることで、

様々な発見があったものと思います。

今年でもしかすると最終回と言われているのは

とても残念な気がします。

□ 松匠創美 設計 久保歩美
https://hayama-ie.jp/story#staff

木の建築フォラムという、私も所属していますNPO法人と

耐力壁ジャパンカップ実行委員会の主催で年に一回行われます。

今年は第12回でした。

どんな大会かと言いますと、

創意工夫を凝らした様々な耐力壁が引っ張りっこをする大会です。

今年の出場は11体でしたが、

写真は決勝戦まで勝ち上がった2体です。

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この様な形で一部が破壊されてしまいますと負けです。

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実は、この引っ張りっこによるトーナメントの優勝は

カテゴリーの一つで、ジャパンカップの優勝は

耐震評価・デザイン評価・材料費・加工費・施工費・環境負荷費の

総合評点がもっとも高い壁に与えられるのです。

ただ強いだけではジャパンカップで優勝はできません。

とても学ぶことの多い大会なのです。

□ 松匠創美 設計 久保歩美
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