長らくお伝えしてしてきました耐力壁ジャパンカップのことも
今日で最終回にしたいと思います。
最終回は、総合優勝についてです。
松匠創美のメルマガをご購読いただいている方には、
本日配信号で、大会ルールについて書いて居りますので、
お時間ございましたらこちらも是非。
大会には、トーナメント優勝だけではなく、
各部門賞が設けられています。
● 耐震部門賞:耐震評点が一番高い壁
● デザイン部門賞:デザイン評点が一番高い壁
● 加工・施工部門賞:加工費+施工費が一番低い壁
● 環境部門賞:環境負荷が一番低い壁
そして各部門の総合評点が最も高いチームに
ジャパンカップ優勝が与えられます。
そして、もう一つ、審査員特別賞は、他の賞には該当していないが、
特に健闘をしたチームについて、審査員で決める賞があります。
今年の総合優勝は、
滋賀職業能力開発短期大学校の「二代目ダイアゴナル」でした。
対戦相手が「BONE」という強い相手に恵まれたこともあって
高い耐震評点を得て(強い相手に粘ると耐震評点は上がります)、
加工費施工費や環境負荷費は、
低く抑えられていたことが良かったようです。
実際の加工についてもプロの指導を受けながら、
学生さんが自分たちで行っていたそうで、素晴らしい結果です。
今回は、いつも海越しに眺めている富士山の
お膝元まで行ったにも拘らず、
暑い雲に阻まれ少しも拝むことができずに、
少々残念ではございましたが、
大会は、新しい風が吹く、充実した内容で
たいへん実りある一日になりました。
今年も熱い戦いを見せて下さった各チームの皆様、
どうもありがとうございました。