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こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】   片付け好きの頭の中 「手持ちのモノの指定席」

【2】   家づくり雑記帖 「省エネ住宅ポイント2」

【3】   家づくりのいろは「外壁仕上げ材―サイディング―」

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【1】 片付け好きの頭の中 「手持ちのモノの指定席」

こんにちは、片付け好きの久保です。明日は立春から数えて15日目、雨水(うすい)です。日本文化いろは事典によりますと、雪が雨に変わり雪解けが始まるという日で、忍び寄る春の気配に草木が蘇るという意味があるそうです。とはいえ関東では、この時期から雪が降ることが多いそうです。今年の葉山はまだ雪景色になっていませんので、このまま春を迎えられると良いのにと思っています。

さて前回、部屋の片づけの基本はとても単純で、不要なモノを処分し、必要なモノを指定席に戻すだけということで、モノの指定席の見付け方について、使う場所に近いところが、指定席の最有力候補で、誰がどの位使用するかによって具体的な収納方法を決めることを書きました。今回は、もう一つの考慮すべき点、動線についてです。

動線は、住宅の計画をする際もポイントになりますが、室内の人の流れを考えます。自分の場合、外出から帰った時、玄関にカギを置き、靴をしまって、コートを脱ぎに洗面脱衣室へ行きコートをハンガーに掛けたら、バックを自分の椅子へ掛けるまでが一連の流れです。食材を買って帰ってきたときには、コートを脱ぐ前に、キッチンへ直行し、食材を冷蔵庫へ仕舞います。夜寝る時や朝起きてから出かけるまで、家事動線などたくさんあります。

散らかりやすいと思う時、家族の動線を観察し、この動線の中にモノの指定席を設けるようにすると、片付きやすくなるような気がします。

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【2】       家づくり雑記帖 「省エネ住宅ポイント2」

こんにちは設計の田中です。前回のメルマガでは、省エネ住宅ポイントについて書かせて頂きました。新築住宅の場合と比較してエコリフォーム工事のポイントの発行対象工事は解りにくいものとなっています。今日は、エコリフォーム工事の場合の省エネ住宅ポイントについて書いてみたいと思います。

省エネ住宅ポイントをもらう為に行わなければならないエコリフォーム工事は次の3種類の内1種以上の工事を行った場合です。1つ目は窓の断熱改修工事。2つ目は外壁や屋根天井又は床の断熱改修工事。3つ目はエコ住宅設備(太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯器、節湯水栓)の内の3種類以上を設置する工事です。

これらの工事は、その内容によって発行されるポイント数やポイントの加算方法は違っています。例えば、大きいサイズの窓の掃出し窓(2.8平米以上)に内窓を取り付けた場合は2万ポイントが箇所数毎に加算されます。断熱工事の場合は、外壁の断熱で最大12万ポイントが発行され、部分断熱でも発行される事になっています。エコ住宅設備やバリアフリー工事の場合は、工種毎にポイントが決まっているので、節水型トイレを1個付けても2個取り付けても同じポイント数が発行されます。

しかし、これだけの工事ではポイント数は余り伸びません。そこで、リフォーム工事の場合は、これらに付属して行うバリアフリー改修工事(手摺、段差解消、廊下幅拡張)やリフォーム瑕疵保険への加入、耐震改修工事をする事で追加ポイントが発行されます。又、断熱改修と合わせ行うエコ住宅設備(3種未満)の設置にも追加ポイントが発行されますし、付属工事ではありませんが既存住宅(中古住宅)を購入して3か月以内に工事契約をした場合でもポイントが発行されることになっています。

これらを累計して発行されるポイントの上限は30万ポイントで、耐震改修を行う場合に限り一律15万ポイントが加算され最大45万ポイントが発行されます。(1ポイント1円)

今週から省エネ住宅ポイントのHPも公開されまして、いよいよ本格的に始まった感じがしています。是非ポイントを利用して、心地良い家づくりに役立ててみて下さい。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】家づくりのいろは「外壁仕上げ材―サイディング―」

こんにちは、千葉です。
今朝、子どもを保育園に送るときに霜柱が立っていました。葉山ではあまり見ないのですが、今年は寒いのでしょうか。息子はバリバリと踏んで、楽しんでいました。

今日の「家づくりのいろは」は、外壁仕上げ材の中でもよく耳にする「サイディング」について勉強していきたいと思います。

サイディングとは、板を建物の外壁に横方向或いは縦方向に釘、金具などで取り付けていくものです。素材としては、アルミやスチールなどの金属系、セメントや珪酸カルシウムなどで作られた窯業系、樹脂製、木製などがあげられます。サイディングというと前述した中の窯業系サイディングを思い浮かべる方が多いと思いますが、天然木の板張りもこれに含まれます。

サイディング材の一般的な大きさとしては、おおよそ幅45センチ、長さが3メートルくらいだそうです。

中でも、ラップサイディングと言って、一般的なサイディングよりも小幅な板を重ねて取り付けていく方法だと、コーキングをほとんど使わず雨の侵入を防ぐことができます。コーキングとは接着性、粘着性のある材料で隙間を充てんするもので、日光や雨風に当たると劣化し、雨漏れの原因となる上、コーキングは2年~7年くらいの寿命なのでメンテナンスが必要になります。ラップサイディングだとコーキングの打ち替えをする必要がないという利点があるようです。

次回は松匠創美でお薦めしている木製サイディングの特徴について勉強してみたいと思います。

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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

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こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】   片付け好きの頭の中 「手持ちのモノの指定席」

【2】   家づくり雑記帖 「省エネ住宅ポイント」

【3】   家づくりのいろは
「窓廻り―松匠創美のウィンドウトリートメント―」

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【1】 片付け好きの頭の中 「手持ちのモノの指定席」

こんにちは、片付け好きの久保です。早いもので今日は立春。立春は冬至と春分のちょうど真ん中で、まだまだ寒いのですが、暦の上では今日から春と言うことです。そろそろ、お雛様を飾ろうかと思っています。

さて、部屋の片づけの基本はと言いますと、とても簡単で、不要なモノを処分し、必要なモノを指定席に戻す。実はこれだけのことです。とは言え、まず必要なモノと不要なモノを判断するだけでも、意外と難しく、これは思考の片付けですので、なかなか手強く、厄介です。

そこで、今日はもう一つの手持ちのモノの指定席の探し方についてです。これまでも部屋ごとにそこで使いそうなモノについて書いてきましたが、使う場所に近いところが、指定席の最有力候補です。しかし、以前も書きましたが、浴室のような場所はモノを置くのに適した場所ではありませんので、お隣の脱衣室が候補になる場合もあると思います。

次に誰が使用するのか、子供も使うものであれば、子供でも取出しやすい低い場所や、開け閉めのしやすい入れ物がいいですし、ペットに悪戯をされたくないモノは、目に触れない高いところに、毎日使うモノであれば仕舞い込まずに、すぐに手に取りやすい場所にと、そのモノの用途や使用頻度によって具体的な位置を検討してみると良いと思います。

その上で、インテリアとしての見せ方を加えると、片付き易くて心地よい暮らしができるような気がします。

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【2】       家づくり雑記帖 「省エネ住宅ポイント」

こんにちは設計の田中です。
既に久保のブログでもお伝えしましたが、先日、省エネ住宅ポイント制度の説明会に行ってきました。省エネ住宅を建てる際には、とても助かる制度ですので今回は「省エネ住宅ポイント」について書きたいと思います。

省エネ住宅ポイント制度は、「地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策」の一環として昨年の12月27日に平成26年度補正予算案として閣議決定したばかりの制度で、省エネ住宅の新築や省エネリフォームに対して色々な商品との交換や、工事費(1ポイント1円)に充てられるポイントを発行する制度です。
今年度で終了した林野庁で実施していた木材利用ポイントの場合は、国産材を利用する事でポイントが発行されましたが、今回の制度は、省エネ効果のある住宅の新築やリフォームをした場合にポイントが発行される制度で国土交通省が実施します。数年前の住宅エコポイントや復興支援・住宅エコポイントに準じたものとなっています。

「省エネ住宅ポイント」で対象となる物件は、自ら居住する新築の省エネ住宅、全ての省エネリフォーム、完成済新築省エネ住宅の購入です。ただし、閣議決定日の平成26年12月27日以降に契約し、その契約締結日から平成28年3月31日までに着工したものに限ります。また、契約日に関しては、着工以前の場合に限り変更契約も含まれる事になっています。

新築の省エネ住宅に求められる性能は、外壁、窓等の断熱性能と給湯設備や暖冷房設備等の建築設備の効率性についての総合的評価がトップランナー基準相当(木造住宅は等級4)である事で、30万ポイントが発行される事になっています。
リフォームの場合は、窓の断熱改修、外壁や屋根天井、床の断熱改修(部分断熱含む)、5種類のエコ設備(太陽光発電、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯器、節湯水栓)の内3種類以上の設置でポイントが発行され、これらのいずれかの工事と伴って行うバリアフリー工事やエコ住宅設備の設置、リフォーム瑕疵担保への加入や既存住宅の購入をする事で上限30万ポイントが発行されます。さらに、耐震改修を行う事で一律15万ポイント発行されますので、リフォームの場合は最大45万ポイント発行されます。

家づくりの計画では、図面から住み心地をイメージして打ち合わせを進めますが、高い断熱性能は計画段階でイメージするのが難しく、実際に住み始め、夏や冬を経験して解る住み心地です。是非、この機会に採用する事をお勧めしたいと思います。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】家づくりのいろは
「窓廻り―松匠創美のウィンドウトリートメント―」

こんにちは、千葉です。
インフルエンザが大流行りですね。小学校では学級閉鎖になるクラスが出てきているようです。我が家の子どもたちは、まだかかっていないので、このまま頑張って、3学期も元気に登校してくれることを願っています・・・

今日の「家づくりのいろは」は、窓廻りの締めくくりとして、松匠創美のウィンドウトリートメントついて書いてみたいと思います。事務所の窓にはカーテンレールがついていません。あるのは木枠の上部左右に穴を開けて、木製の小さい突起棒が差し込まれ、その部分に一枚の布にループを設けて作られたものを引っ掛けて、窓枠部分に布が張られる感じになります。開け放しておくことが多い事務所では、片方の木製突起棒に布のループが二つかかり、一枚の生地が窓のどちら側に吊り下げられています。
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初めてこのカーテンを目にした時の感動は今でも忘れられません。なんてシンプルで、簡単で、取外しも洗濯も容易にできる優れものなんだろうと思いました。下げておくのが嫌な方は、必要なときだけ出してきて取り付ければいいので、窓廻りの邪魔にもなりません。以前、プロのカーテン屋さんが事務所にいらっしゃった時も、素敵ですね、素晴らしいですねと言って写真を撮っていかれました。
是非、ホームページからこの布1枚のウィンドウトリートメントの写真を貼付致しますのでご覧になって下さい。ご興味のある方は、事務所で実物を見にいらして下さい。
松匠創美の家づくりは、きっとこのウィンドウトリートメントのように、今まで知らなかった新たな発見が必ずあると思いますので、お気軽に見学にいらして下さい。

本日も最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

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葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】   片付け好きの頭の中 「領収書の片付け」

【2】   家づくり雑記帖 「阪神淡路大震災の教訓」

【3】   家づくりのいろは 「窓廻り―プリーツスクリーン―」

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【1】 片付け好きの頭の中 「領収書の片付け」
こんにちは、片付け好きの久保です。昨年末に久しぶりに大型書店に立ち寄りましたら、片付けに関するコーナーが広い面積を占めていて圧倒的な書籍の多さにびっくりしました。そんな昨今に、つたない内容ではございますが今年も片付け好きの体験をお伝えできればと思っております。
さて、今年最初の片づけは、領収書についてです。年が変わりもう少しで確定申告の季節がやって来ます。長い間、確定申告で大変な思いをしてきましたが、お陰様で今では、家計簿だけになり、気持ちがずいぶんと楽になりました。それでも、忙しくてなかなか領収書が片付けられず、溜めてしまうことがあります。年明けも溜まった領収書を3か月分まとめて処理し、やっとスッキリしたばかりです。
領収書のまとめ方は、確定申告を行う際には領収書が大切ですので、保管する必要がありますが、家計簿でしたら一箇所にまとめて置いて、月に一度家計簿に記載したら処分してしまって良いと思います。ただ、振込の領収書などは保存期間がありますので、期間内は大切に保管しておくようにしてください。
保管の方法は、家計簿の締め日ベースで、ひと月の期間を決めて、投げ入れられるくらいでザックリの保管方法ですと負担にならなくて、良いと思います。例えばA4サイズの封筒とか、クリアファイルでサイズを揃えておくと、溜めてしまった時にも分けやすいと思います。
家計簿は、2003年にエクセルで自作したもので、水光熱費、食費、雑費、交通費、交際費、趣味費、健康維持費、医療費、被服費、諸会費、保険料、住居費、貯蓄で分け、ひと月分の合計を記載するだけの簡単なものです。覚えておきたい事柄については、詳細を追記できるようにしてあります。
家計簿のような記録は、ある程度溜まってくると、一層利用価値が上がってくると思いますので、まだの方は、簡単家計簿、始めてみませんか。
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【2】       家づくり雑記帖 「阪神淡路大震災の教訓」

こんにちは設計の田中です。
先日の1月17日、阪神淡路大震災から20年が経ちました。あの衝撃的な出来事は、防災についての考え方、意識を変えるきっかけとなり、安全についての基準の見直しも必要となりました。という事で、今日は、阪神淡路大震災の教訓について書いてみたいと思います。

20年前の1月17日、早朝、神戸市を中心に震度7の激しい揺れが襲い、多くの死傷者、多くの建物が全半壊をしました。地震大国の日本は世界的に防災意識が高く、建築土木の安全基準も厳しいと言われていました。しかし、初めて経験した都市型大地震の被害は言葉を失うものでした。地震直後、街中では大規模な火災が発生し、高速道路は横に倒れ、ビルの1階はまるまる押しつぶされた様にペシャンコになり、または地面に沈んだり、折れて倒れたりしました。これらの被害状況の情報伝達は混乱し、救援物資は遅れ、最も効果を発揮したのは被災した当事者たちの共同活動と忍耐強さでした。
その後、約16兆円の復興事業が進められ20年で経済や人口は震災前と同じ程度まで回復しましたが、復興住宅での高齢化や孤独死などの課題は今も続いています。

これらの経験から、阪神淡路大震災以降の20年間で防災について多くの事が見直されてきました。全国には震度観測点は全国に強化され、震度階も人の感覚によるものから震度計に変わり地震速報が早くなりました。また、地震調査研究推進本部が総理府に設置されることにもなりました。

ビル建築や土木の分野では、防火、コンクリートの中性化、地盤の液状化が問題視される事になり、高速道路や橋、トンネルの点検や補強が積極的に進められ、倒壊により復興の際に重要となる道路を塞ぎそうな建物や公共建築物、老朽化したビルも耐震補強されていきました。住宅分野でも古い木造住宅について耐震診断方法が整備され、新しく建てる木造住宅は金物の補強が義務化され、検査を実施する行政も増えました。

当時、特に注目を集めたのは活断層でした。自分の住んでいる場所の近くに活断層はあるのか、新たに土地を購入するにも気になる情報でした。今では市町村でも活断層の情報が整理され、国土地理院では「都市圏活断層図」や「利用の手引き」などがインターネットで公開されるようになり、活断層の位置や危険性について把握できるようになりました。また、兵庫県西宮市や神奈川県横須賀市では活断層直上の土地の利用制限が条例でされるようになりました。一方、地震直後には余り話題になりませんでしたが、その後の調査の結果、活断層や震源地から離れた場所に関わらず激しく揺れて、被害が大きくなった場所がある事も解りました。
通常、地震の揺れは震源地から離れる程に揺れが小さくなりますが、都市部や埋立地、土砂が堆積した土地、斜面地に盛土造成した土地など、いわゆる軟弱地盤の土地では、震源地から離れていても大きな揺れになる事があります。特に斜面地を盛土した土地で完成から時間が経っているものは、正しく施工され行政によって検査されたものであっても安心できないという事で国土交通省が「わが家の宅地安全マニュアル」を作成しています。また、都市によっては「大規模盛土造成地」の調査結果を公表していますので、インターネットで検索してみると良いと思います。

これからは震災を知らない世代が社会に増えて行く事もあり、あの大災害、震災後を見てきた世代は、教訓を活かして行く役割も担っていかなければならないとも言われています。
松匠創美でも、絶対安全は難しいながらも100年住み続けられる住宅になるように、耐震については注意を払ってきましたので、今後も教訓を活かし続ける事で役に立てればと思います。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方

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【3】家づくりのいろは 「窓廻り―プリーツスクリーン―」

こんにちは、千葉です。
気持ちを新たに今年も皆さんに、よりわかりやすい、「家づくりのいろは」を書いていきたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

今日の「家づくりのいろは」は、窓廻りのプリーツスクリーンについて勉強していきたいと思います。

ちばメルマガ2015_0121 写真-2
プリーツスクリーンは紙を蛇腹に折ったような形状をしており、ブラインドのような感覚で上げ下げする形のものです。ブラインドと違い1枚の生地が蛇腹になっているので、断熱性能も高いようです。
我が家では、プリーツスクリーンを使用しています。以前は、カーテンを下げていたのですが、子どもが小さいと昼間に汚れた手を拭いたり(?)、引っ張ったり、室内用のオモチャの車を乗り回して、引っ掛けてしまったりと困ったことがあったためと、雨戸がついていたので、夜もカーテンを閉めないことが多く、湿度が高い場所だったからか、カーテンの裾がカビてしまい、他のものに替えたいと思っていました。
そんな時、ちょうど私の実家で父がプリーツスクリーンに替えて、ブラインドより閉めていても採光が取れて便利そうだなと思い、調べたところプリーツスクリーンにはシングルタイプとツインタイプがあり、ツインタイプだと2種類の生地を1つのメカにセットして自由に切り替えることが出来ます。多くは不透明生地とシースルー生地の組み合わせをセットにし、カーテンの2重掛けをひとつのスクリーンでしてくれる優れ物です。
そして、2種類の生地を上下どちらにもってくるか選ぶことが可能です。
外からの目線が同じ高さ、または下方向からの場合は上部をシースルー生地にして採光を取り、下部を不透明生地にして視線を遮り、外からの目線が上方向からの場合は上部を不透明生地に、下部はシースルー生地にして視界を確保することが出来ます。
デメリットとしては、取外しするのは難しく、洗濯はできないので、ほこりをはらうくらいのお掃除しか出来ないということと、シースルーであっても、カーテンのレースのように、風通しは良くないということです。
この他、最近では和室などに障子をつけないで、プリーツスクリーンを付ける方もいらっしゃるそうです。障子だと必ずどちらかの窓に障子がかかってしましますが、プリーツスクリーンにすることで、上にすべて上げてしまえば、窓にかかるものがなくなり、景色が良くなるという利点があるからだそうです。
我が家の愛犬チョビスケと一緒にプリーツスクリーンを撮ってみましたので、ホームページからご覧になってみて頂ければ幸いです。
本日も最後までお読み下さりありがとうございました。
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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい 有限会社 松匠創美

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