葉山・鎌倉・逗子・湘南の注文住宅は工務店【松匠創美】
神奈川県三浦郡葉山町
堀内785-4 〒240-0112
✆ 046-876-3275
営業時間 : 9:00-17:30
定 休 日: 日曜日・祝日
展望風呂のリフォーム<3>
先月から行っております展望風呂のリフォーム工事、
今日は、浴室床のタイル貼りをご紹介したいと思います。
既存壁タイルの目地に合わせるため、タイルの割り付けをし、
水勾配を考えレベルを調整しながら、排水金物をセットします。
排水金物の位置が決まりましたら、
動かないようにモルタルを盛って固定します。
一度モルタルを盛ってから固まる前に再度確認をします。
後は、全体にモルタルで嵩上げして、
排水金物へ水が集まるように水勾配を調整します。
リフォーム前のスノコ敷きの時の浴室です。
床がタイル貼りになったことで、
お掃除はグッとしやすくなることと思います。
また、手摺の内側にルーバーを取付けることで、
お湯に浸かりながらの眺望は、少し塞がれてしまいましたが、
奥様には安心してゆっくり入浴していただけるのではないかと
思っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
どうぞ良い週末をお過ごし下さい。
展望風呂のリフォーム<2>
今日は、先月から行っているリフォーム工事の
ご紹介の続きになります。
前回は、床板の劣化が進み、架け換えることにした
はね出しバルコニーの手摺の内側に、
ルーバーを取付ることになったところまで書きました。
写真は、改修前のバルコニーの手摺です。
実はこのL型のバルコニーに面した空間は、浴室でして、
遠くに緑、手前に町を見下ろすように設けられた大開口は、
正に展望風呂、窓は全開にすることも出来ます。
ただ、実際のところ、見え過ぎてしまいますので、
日常的にはすだれを立て掛け使用していました。
それならば、いっその事、見られないようにルーバーを取付、
ゆったりと入浴したい(奥様)とのご要望でした。
そして、もう一つのご要望は、浴室の床が
ハードウッド製のスノコでできておりまして、
これが腐り始めていてることと、非常に重いため、
女性一人の力ではとても持ち上げられず、
掃除もままならないことから、この機会に
タイル貼り仕上げにしたいということでした。
スノコを外すと防水を保護するためモルタルに
スノコを安定させるための調整モルタルが団子状に
配されています。
また、スノコを裏側から見ますと、
ずいぶんと劣化していることが、よく見て取れます。
今日も少し長くなりましたので、
工事の様子は、次回につづきます。
展望風呂のリフォーム<1>
先月から工事を進めているリフォーム工事があります。
内容は、木製バルコニーの掛け替えと
外部鉄部の塗装の塗り替え、そして浴室床のタイル貼です。
こうして書くと至って普通のリフォーム工事のようですが、
計画から半年以上かけ、検討を重ねての改修工事なのです。
そこで今日は、その中の木製バルコニーの架け替えについて、
ご紹介をしたいと思います。
築13年になる崖地に建つ今回の建物には、
木製のはね出しバルコニーがあります。
このバルコニーは、建物をL型に囲むように設けられています。
バルコニーからの下を見ると、その高さが分かります。
床板の劣化が進み、ところどころでフカフカし始めていました。
これだけ高さがありますので、危険を伴うため、
このバルコニーを将来のことを考えて、どうすべきか・・・
と言うところから検討が始まりました。
そして、最終的に出した答えは、あと20年使えるように
これまでと同じ木製で架け替えようということでした。
ただ、今回の13年よりもう少し長く、使えるように
以前は木製だった方杖(下で支える斜め材)を
亜鉛メッキ仕上げの鉄製にすることにしました。
しかし、それ以外は何分足元が危険な環境ですので、
採寸などの詳細な調査もままならず、実際に工事が始まるまで、
具体的には何も決めることが出来ず、
どこか不安な気持ちで工事着工となりました。
既存のスチール製の手摺は、いったん取外し、
バルコニーの床が新しく仕上がってから戻しました。
ただし、今回はクライアントさんのご希望で、
元々の手摺の内側にルーバーを取付けることになりました。
少し長くなりましたので、続きはまた次回に。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。