葉山・鎌倉・逗子・湘南の注文住宅は工務店【松匠創美】
神奈川県三浦郡葉山町
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営業時間 : 9:00-17:30
定 休 日: 日曜日・祝日
築40年の住宅
以前、ショールームの見学にお越しいただき、
その後、ずっと土地探しをされていたというクライアントさん、
中々ご希望にかなう物件が見つからず、
今回、中古住宅付の土地購入を検討しているので、
建物の状況確認をして欲しいとのご依頼をいただきました。
連休中にその建物調査へ行って来ました。
DIYがお好きな現オーナーさんによって手入れされ、
愛されている感じがする建物でした。
国交省は今年10月23日に長期優良住宅のリフォーム版
認定基準案を示しています。
劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性、
省エネルギー性などについての認定基準が示されたことで、
今回調査した築40年の建物を長期優良住宅として
認定を受けることは、なかなか困難なことかもしれませんが、
評価基準となり、見える化がし易くなりますので、
うまく利用ができればと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Japan Home & Building Show 2015
今年も何とか都合をつけて、
東京国際展示場にて開催されて居ります
Japan Home & Building Show 2015へ行って来ました。
今年は出店社数も充実していて、
見たいと思っていたモノも見ることができましたし、
改善して欲しいと要望を上げていたメーカーさんが、
その部分に対応してくれていることが分かったり、
新しい材料や工法を知ることも出来て良かったです。
昨年に引き続き、見入ってしまったのは、左官職人さんの業です。
みるみるコテで押えた左官の塗壁が木目の美しい板に
生まれ変わって行きます。
今年は実際にコテで描かせていただきました。
中々材料の質感を掴むことができず、
鉛筆で線を引くようなわけにはいきませんでした。
また、檜皮葺の実演も行っていました。
口の中にたくさんの竹釘を頬張り、
一本一本取り出しながら、桧皮を留めつけて行きます。
奥に座っている職人さんは桧皮の厚みが均一になるよう
整えています。これらの職人技たちを
この先も伝承していくことができるようにしたいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
住宅瑕疵担保責任保険
今日の午後は、「住宅瑕疵担保責任保険」講習会
設計・施工基準から読み解く、雨漏りしない住まいづくり。
を受講して来ました。
奇しくも現在、杭偽装が大問題となっておりますが、
今から10年前には耐震偽装が発覚し大問題となりました。
その後、失われた信頼を回復するためにと
建築基準法や建築士法が改正され、
消費者を守るしくみとしての
「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」
が施工され、瑕疵担保責任を履行するための資力確保の
義務付けは、2009年10月に施行されました。
この住宅瑕疵担保履行法の施行から6年が経過し、
事故事例が蓄積されたことで見えてきた注意点など
実践的なお話を伺えるいい講習会でした。
まだ、6年と言うこともあり、これまで発生した事故の
9割超が、外壁屋根からの雨漏りと言うことでした。
降雨量の多い日本においては、重要なことですが、
慎重な施工が必要で、大変難しいことでもあります。
今日の事故事例などを見て、より一層、
現場への指示徹底をしていきたいと思いました。
会場が、日本丸メモリアルパークに隣接していましたので、
写真を撮ってみましたが、残念ながらiPhoneのカメラでは
ランドマークの先端まで納めることができませんでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
老朽化
少し前の10月のことになりますが、
お庭に立派な松の木が建ち並ぶお家の屋根が、
老朽化により雨漏りをするので見て欲しいとのご依頼で、
状況を確認するために行って来ました。
雨漏り箇所を拝見しますと梁が腐って落ちる寸前でした。
一般的には屋根の瓦をおろし、梁を架け替え雨仕舞をして、
瓦を葺き直すところですが、ご希望は、
なるべく姿を変えることなく、一日も長く今の状態を保ちたい
との事でしたので、応急的補修を行う方向で進めています。
その状況を確認に伺った際、屋根の上の様子を見るため
2Fバルコニーに上がらせて頂いたのですが、
屋根の形状に合わせて2段になった木製のバルコニー、
こちらも相応に老朽化はしているのですが、
手の込んだ、とても丁寧な造りになっており感心いたしました。
木材と木材の継ぎ手の部分などは銅板でカバーされいます。
その素敵なバルコニーから見えたのは、
普段、あまり目にすることのない、まだ緑色の松笠です。
たわわになっていました。
*写真はひと月ほど前に撮影したものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。