昨日の春分の日は、葉山でもしっかり雪になりました。

朝、事務所へ向かう時にはまだ、みぞれでしたが、

現調にお邪魔したお宅にいる間に、みるみる屋根が

白くなり、雪景色へと一転しました。

気温も低く、一度暖かさを覚えてしまった身体には、

一層寒く感じられ堪えました。

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そして、お彼岸の頃の鎌倉は例年、お墓参りの方々で、

道路が渋滞して、困ってしまうことが多いのですが、

昨日は雪のおかげで、午後から横浜のショールームへ

出掛ける際も車が少なくて助かりました。

そんな雪の春分の日から1夜明け、今日からは

夜の時間より昼の時間のほうが徐々に長くなります。

結果、太陽から得られるエネルギー量が日に日に増すのかと

考えるだけで、太陽好きは幸せな気持ちになれます。

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ここ数日、雨で散歩以外では外に出ることが

許されなかった空之助くん。

今日は、そろそろバルコニーも乾いて来たので、

外へ出して貰えないでしょうか?とおねだりです。

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外の空気を堪能したその後は、満足したのか

自分のコーナーでグッスリお休みになっていました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今月最初の日曜日に出掛けた、地域活性化フォーラム

「森林が支える、いのちと暮らし」が行われましたは、

東京農業大学世田谷キャンパス内の横井講堂でした。

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この横井講堂は、2013年11月に竣工したアカデミアセンター

地下1階にあります。

講演会の中で、東京農業大学地域環境科学部教授の

宮林茂幸先生がこの講堂のご自慢を話されていましたので、

今日は、この時のお話をご紹介したいと思います。

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先ずは、地下2階地上9階建てのビルですが、

庇を深く出し日差しをコントロールできるようにしたとのこと。

確かに特徴的な外観をしています。

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ホワイエの壁は、地層を表現しているとのこと。

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斜めから見ますと立体的に塗り上げているのがわかります。

相当な手間暇がかかっているものと想像致します。

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ホールの内部には歌舞伎座と同じ、丹沢のヒノキ柱が

72本使われており、すべて無垢材とのこと。

あまりの美しさに思わず撫でさせていただきました。

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そして、宮林先生のお話で印象に残ったのは、

森林も少子高齢化しており、薪として使っていた時は、

20年くらいで伐採していたけれど、今では、

森林面積は変わっていないのに木々は太りメタボ状態で

18億立方メートルから49億立方メートルへと増え、

循環は滞り、高齢化した山では新たな植林が行われず、

将来的には、森が失われる可能性も考えられるとのこと。

森が死ねば、海も死にます。

山を守ることで、都市に住む人々の命を守ることになる。

木を使い切ることの大切さを忘れずに

家づくりを行っていきたいものです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

長々引き延ばして来ましたお正月に出掛けた

愛犬との旅の話ですが、今日が最終回になります。

もう少しお付き合いいただけますと嬉しいです。

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最後に立ち寄りましたのが、熱海梅園から散歩をするのに

ちょうど良い距離にある来宮(キノミヤ)神社です。

樹齢2千年以上と言われる天然記念物の『大楠』には、

幹を1周廻ると寿命が1年延命する伝説や

心に願いを秘めながら1周すると願いが叶う伝説などが

あるとのことで、空と一緒に1周しました。

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写真は第一大楠、御神木です。現在でも成長を続けながら、

年間を通して青々と葉を生い茂らせているとのこと。

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御神木の周りを廻ろうと沢山の方々で賑わっていました。

私のつたない写真では到底お伝え出来ず残念ですが、

実際この地に立つとその大きさと迫力に圧倒されます。

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こちらは、第二大楠。落雷によって幹の中身がほとんどなく、

空洞になっていますが、現在もしっかりと生きていて

こちらも青々と葉を生い茂らせていました。

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こちらの稲荷神社は、京都伏見稲荷大社より

勧請(カンジョウ)されたもので、

鳥居の朱赤がとても美しかったです。

空之助との旅のお話も今回でお終いになります。

これまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

どうぞ良い週末をお過ごし下さい。