今日は伝統的木造軸組工法の実大静加力実験を見学に

つくば市にある独立行政法人建築研究所まで行ってきました。

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今回は振動実験ではなくて

この建物の2F床の部分を右側からジャッキによって

静的に押し引き加力をする実験です。

派手さはないのですが、徐々に加力され

ミシミシからバキバキッと変形していく建物の動きを

ジックリ観察できるとても貴重な体験でした。

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最大加力後、50kN加力を緩めたところです。

詳細は全ての数値を検討して、

解体した仕口を見てみないと判りません。

予想に反した結果の部分も有りましたので

今日の実験が今後伝統的木造軸組工法にとって

どの様な判断がなされていくのかたいへん興味深い所です。

 

□ 松匠創美 設計 久保歩美
https://hayama-ie.jp/story#staff

今年度の試験は、昨日終了しました。

受験をされた方々は本当にお疲れ様でした。

出題はこれまでにない、狭小の敷地でした。

今年は狭小敷地はありえると言ってはいましたが

ここまで狭いとは、少々戸惑われたかもしれません。

限られたスペースに

限られた時間で

どれだけ条件を満たした計画が出来たか

あまり複雑な内容ではなかったので

落ち着いて取り組めたなら、きっと大丈夫だと思います。

12月に結果を確認するまで、心配は続きますが、

受験生の方々は一先ず、ゆっくりと羽を伸ばして下さい。

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一足お先にゆっくりと、くつろがせていただいている空です。

□ 松匠創美 設計 久保歩美
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暑い季節にはつい忘れてしまいそうになるのですが

あと2~3ヶ月もすると今年も寒い季節が廻って来ます。

と言うことで、現在床暖房の工事中です。

今回の建物は平屋なので床暖房だけで暖かく暮らすためには

床暖房の面積が広範囲になります。

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しかも、築年数がかなり経っていますので

日本の古い建物の良さを残しつつ

性能は最新の省エネルギー住宅と

同じくらいにしたいと考えています。

古い建物でも改修して快適に暮らせるように出来たら、

もっと長く愛される家が増える気がします。

□ 松匠創美 設計 久保歩美
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