「木組の家」とは

空間を構成する、間取りと

木造の骨組みである、柱や梁などの架構とが

一体で無駄なく組まれた家のことです。

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写真は、木が組まれたところの模型。

(松井郁夫建築設計事務所製作)

実際には、ここまで出来上がったところが「上棟」です。

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目指す所は、このようにバランスよく美しい骨組みです。

足すのは簡単ですが、引くのは意外と難しいです。

そこで、今年はお勧め本でも紹介したことのある、

松井郁夫先生と小林一元先生、宮越嘉彦先生の

3名の講師からその極意を学んでいます。

松匠創美の家づくりにも活かせるものだと思います。

□ 松匠創美 設計 久保歩美
https://hayama-ie.jp/story#staff

少し前、営業の電話が有りました。

通常はお断りしているのですが、

今回は住環境シミュレーションのソフトで

コンセプトは「エコを見せる」と言うことでしたので

興味をそそられまして、

きのう事務所でそのソフトのデモンストレーションを体験しました。

2009_1125AC

その内容は、太陽光発電、オール電化、陽あたり、風通りなどを

シミュレーションするものです。

中でも風通りについてはとても興味深い体験でした。

ほかにも断熱性能を数値化しますので

自分達の設計した建物を評価するのに役立ちそうでした。

ただ、こういったものは数値だけが一人歩きしてしまわないように

注意も必要であると思いました。

とにかくとても面白かったので導入をしたいのですが

活用頻度を考えますとちょっとお値段が張りますので

じっくりと検討したいと思っています。

 □ 松匠創美 設計 久保歩美
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今日は先日お引渡しを済ませたお宅の

残工事の立会いに行って来ました。

その際、少し時間がありましたので、

洗面脱衣室の写真を撮ることができましたのでご紹介します。

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今回のご依頼は、

「ニセモノの部分は全て撤去して、本物で造ってください。」

との、うれしいものでしたので

洗面台は無垢のウォールナット材を使って

オリジナルで大工造りにしました。

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扉は建具屋さんに依頼をして製作していただきました。

もちろん、入口のドアも米杉の無垢で製作。

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洗面台と同様に三面鏡の隣で洗濯機の上部には

リネン収納用の棚を設けました。

更に上部には視界が抜けるようにと換気のための窓を設けて、

閉塞感が緩和されるようにと考えました。

洗面台もドアも古い建物によく馴染んで

違和感なく溶け込むことが出来ました。

□ 松匠創美 設計 久保歩美
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