先日、昨年の10月に施工された住宅瑕疵担保履行法の

具体的な届け出などについての講習会に行って来ました。

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その際に先月28日に、平成21年度第2次補正予算で成立した

住宅版エコポイント制度についても、少し説明がありました。

正直、これまでこの手のものに

ほとんど関心を持つことができませんでした。

でも、今回のこの制度、松匠創美で建てている家なら

特別なことを何もしなくても、どの要件も満たしています。

それに、ポイントの即時交換ができます。

 <即時交換とは>

  エコ住宅の新築やリフォームで取得したエコポイントを、

  その工事を行った施工業者が追加的に実施する

  工事の費用に充当すること。

と言うことは、獲得したポイントで

冷蔵庫を新しくすることもありですが、

住宅の性能を更に向上させることも可能なのです。

予算の都合で諦めたことを実現できるのは

ちょっと、うれしいことかも知れないなぁと、思いました。

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この講習会、本当は午後1回の予定が、

急遽午前にも追加で開催されました。

その午前の回もたくさんの人が参加していて、

関心の高さが伺えました。

 

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□ 松匠創美 設計 久保歩美
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およそ1年間、木組の家を学び、最後に模型の製作しました。

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実際に模型を作ってみると、想像以上に多くのことが判ります。

金物を使わないで、木を組むということ。

それは、一般的な金物で緊結する木軸組みとは

一線を隔していました。

間取りと架構の緊密な関係。

如何にして美しいプロポーションに仕上るのか。

積み上げなければならない事項が

次から次へと目の前に立ちはだかります。

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それらをきちんと整理してまとめ上げると

松井郁夫さんのようなどこから見ても美しい

木組の家に仕上がるのだと思いました。

松井さんに学べてよかった。

そして、せっかく木組の家を学び、多くの気付きがあったので

今後の設計に巧く取り込んで行きたいと考えています。

 

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昨日引き渡したリフォーム工事でもキッチンや造作家具は

オリジナルで大工の手による製作物にしました。

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終の棲家としてのリフォームでも有りましたので、

手の届きにくくなる吊戸棚は設けず、動線も短くまとめました。

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キッチンのベースキャビネットはコの字型で動線を短くした分、

開き戸だと身体を交わすことが難しくなるので

原則、引戸にしました。

これなら、娘さんと一緒にキッチンに立っても大丈夫です。

また、突き当たりにはゴミ箱を置くためのスペース確保しました。

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食器棚はカウンターキャビネットと吊戸棚の組み合わせで

引き出しの高さは収納するものから想定して決めました。

そして、床と壁の板張りはナチュラルカラーでしたので

造作家具は着色をするコトを提案しました。

お陰で全体が締まってよかったと

クライアントさんにも言って頂きました。

 

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