今年も木構造塾へ参加しています。前回分はこちらへ

正直な所、高校で既に文系を選択していましたので

稲山先生が数式で語り始めますと

お話に着いていくことがかなり大変になります。

そんな時、救いなのが、稲山先生の描かれる絵です。

先生ご自身はポンチ絵などとご謙遜されていますが、

流石、木質構造に対する思い入れの違いでしょうか

ディテールがリアルで大変魅力的なのです。

2010_0821AA

私にとってはこのように絵入りの説明をして下さるかどうかで

理解度が数段違ってくるのです。

難しいながらも、毎年受講し続けているのも

この絵があるからかも知れません。

いつも、ありがとうございます。

今日は松匠創美で設計をさせていただいている

新築住宅の地鎮祭に、出席してきました。

その際、神主様に伺ったのですが、神主様の装束は

年の半分、立夏から立冬までは夏用を身に付け

残り半分の期間は冬用を身に付けると決まっているそうです。

2010_0820AA

近年のこの季節の暑さは特に堪えると仰っておられました。

今日も終了後は真っ先に装束を脱がれておられました。

暑い中、ありがとうございました。

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今回の鎮め物はこのように紙に包まれたお札のようなものでした。

素敵な家になるために、まだまだ気は抜けませんが、

本日は地鎮祭、おめでとうございました。

お盆休み明けから、住宅の新築工事が1件、着工しました。

以前このブログでも地盤調査の件で触れましたが、

 以前のブログはこちら⇒

昔、田んぼだったという土地柄もあって

やや軟弱な地盤であるとの調査結果から、

鋼管杭による地盤の補強を行うことにしました。

2010_0819AH

鋼製のパイプは、回転しながら埋め込みます。

そのため、写真のように先端にスクリューが付いています。

2010_0819AK

鋼管杭1本の太さは115mmで、長さは8.5mです。

2010_0819AX

8.5mでは運搬が難しいので現場で溶接して継ぎ合わせます。

2010_0819AM

そして、長いのでちゃんと垂直に入っていくように

倒れを確認しながら埋め込みます。

地盤調査の結果から、

表層にガラが沢山埋まっているようでしたので

鋼管杭が地中に入っていくのか心配されていたのですが、

無事、大きなガラに当たることなく、

全てを埋め込むことが出来ました。

工事をしてくれた職人さん達が上手に施行してくれたお陰です。

暑い中、お疲れ様でした。