今日の葉山辺りはとても秋らしい一日でした。

秋と言えばいろいろな楽しみ方がありますが、

今日は食欲の秋にちなんで、美味しいもののお話です。

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まずは、この季節、運が良いと手に入るのが生ピーナッツです。

お鍋にお水と多めのお塩(3~5%程度)を入れて、

水の状態から殻つきのまま40~50分ゆでると出来上がりです。

少し置くと塩味が染みて、いっそう美味しくいただけます。

ゆでピーナッツは、ナッツと言うよりは、お豆という感じで、

食べやすくて、ついつい食べ過ぎてしまいますので、

気をつけなければなりません。

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そして、もう一つはひと昔前は秋の運動会のお弁当には

欠かせなかったお稲荷さんです。

写真のお稲荷さんは、北鎌倉駅前『光泉』のお稲荷さんです。

鎌倉在住の田中のご両親が私達が光泉さんのお稲荷さんが

好物であることを知って、時折、届けて下さいます。

いつも本当にありがとうございます。

こちらのお稲荷さん、私にとっては、

母のつくるお稲荷さんの味に似ていて、

食すと懐かしさとおいしさで幸せな気持ちになるのです。

どうかこのお味が続いてくれますように、と願っています。

昨晩は、神奈川県立音楽堂まで

秋の夜長を楽しみに行って来ました。

神奈川県立音楽堂は、横浜の紅葉坂にあります

来年開館60周年を迎える老舗のホールです。

開館当時『東洋一の響き』と絶賛されていたそうで、

ホールの壁面はすべて「木」で作られています。

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こちらのホールへは、ちょうど20年前1993年に一度、

高橋竹山さんの津軽三味線を聴きに来て以来2度目でした。

今回は、オーケストラが聴けるのを楽しみに出掛けました。

読売日本交響楽団による 特別演奏会で

「音楽堂で聴くブラームス」

更に、尺八の藤原道山さんが加わっての、

和楽器とオーケストラの競演もありました。

996席の空間で聴いたブラームスはとても濃密で素晴らしく、

尺八は、まさに秋の夜長、月夜に広がる音でした。

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ところで、このホール、急こう配の客席は、

前の方の頭が気になるようなことなく、

とても見やすかったのですが、さすが60年前のホールです。

客席の狭いこと。巾も然る事ながら、

奥行きは、姿勢よく座っても膝が前の座席に当たるほどです。

また、ステージも狭いので、演奏者同士で、

弓が当たったりしないように座る位置を調整したりしている姿が

曲の合間に見受けられました。

設計は、前川國男建築設計事務所です。

日曜日は、構造見学会兼勉強会へ行って来ました。

向かったのは、埼玉県加須市(カゾシと読みます)です。

葉山からは湘南新宿ラインで順調にいって3時間の長旅でした。

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今回は、木造住宅検定をおこなっております、

木造住宅デザイン研究会ユア・ホームの活動の一環で

これまでの検定合格者の方々へお声掛けをして開催されました。

見学させていただいたのは、伝統系の建築を得意とする

株式会社けやき建築設計さんで新築中の建物です。

以前、石場建の家を紹介させていただいたことがありますが、

今回は、石場建ではなく、ベタ基礎、プレカットと

一般的な木造住宅の仕様にやや近いものになっていました。

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見学会後の会場を移しての勉強会では、詳細な部分の納まりなど

かなり具体的な内容でディスカッションが出来まして、

とても実りあるものとなりました。

年内にあと2回開催予定ですので、更に深い話ができることを

期待しています。