また少し間が空いてしまいましたが、木造耐力壁ジャパンカップ

2回戦、最後の第4試合の対戦のご紹介をしたいと思います。

085

東京工業大学 坂田研究室 貫通志隊 『ためしてバッテン!!』

VS

四国能開大 『格剛V(ゴーゴーゴー)』

086

東京工業大学 坂田研究室、

こちらも毎年決勝トーナメントの常連さんです。

今年は「剛性と靱性を兼ね備えた壁を目指し完成した壁」

とのことで、バッテンの部分には、

筋違いとして剛性と貫として靱性の両方の効果を期待しています。

087

一方の四国能開大は、地元四国産のスギとヒノキを使用し、

学生さんが設計、加工、組立の全てを行うために、

簡単な加工で製作できる耐力壁になっているのが特徴です。

この対戦は、金物未使用同士の対戦となりました。

091

互角の戦いを見せてくれた二つの壁ですが、

前半リードをみせていた『ためしてバッテン!!』を

後半逆転し『格剛V』が変位量の差で勝利しました。

093

『ためしてバッテン!!』 の足元はこんな感じになっています。

柱の中には、金物の代わりに雇い(下の写真)をいれて、

込み栓で固定してあります。

099

雇いで足元を固定する方法は、とてもシンプルでしかも

強度もあっていい感じです。

ただ、雇いは木製のため個体差があることが

構造部材としては不利になります。

* * *

第16回木造耐力壁ジャパンカップ-4

第16回木造耐力壁ジャパンカップ-3

第16回木造耐力壁ジャパンカップ-2

第16回木造耐力壁ジャパンカップ-1

今週の月曜日は、YKK  ap さんの展示会に

東京国際フォーラムまで行って来ましたが、

実は、その前日の日曜日も東京国際フォーラムまで

東京JAZZへ出かけていました。

二十歳の時、JAZZとは距離を置くことに決めた私ですが、

ボビー・マクファーリンさんが出演すると言うことでしたので、

東京JAZZ最終日のチケットを確保していました。

sya

ところが、ボビー・マクファーリンさん急病とのことで、

今回の来日は実現しませんでした。

お身体、早く治りますように、そして出来れば元気になって

またいつか、来日してくれることを楽しみに待っています。

jamessanborn_photo_gal__photo_959867292

そんなことがありまして、代替えプログラムとしまして、

急遽、豪華な顔合わせが実現しました。

ボブ・ジェームスさんとデヴィッド・サンボーンさんに

timthumb

ラリー・カールトンさんが加わって、

上質な大人の音楽を聴かせてくれました。

とにかくカッコ良かったです。聞き惚れました。

images

前出のボブ・ジェームスさんと小曽根 真さんのピアノデュオで

「Don’y Worry,Be Happy」の演奏も聴かせてくれました。

rs79

最後は、プログラム通り、チック・コリア&ザ ・ヴィジルの皆さん。

ずっと昔、NYへ旅行で行った時に、たまたま入った

ブルーノートのその日の出演者がチック・コリアさんでした。

この方とは、ご縁を感じます。

とは申しましても、これからもJAZZとは、二十歳の誓いを守り、

少し距離を置いて付き合って行きたいと思っております。

※写真は、各アーティストのHPよりコピーいたしました。

昨日は、東京国際フォーラムまで出掛けた序でに、

東京ステーションギャラリーで行われています

大野麥風展「大日本魚類画集」と博物画にみる魚たち

を観たいと思っておりましたので、行ってみることにしました。

ところが、昨日は月曜日で残念ながら休館日でした。

そこで、2020年のオリンピック開催が決まった記念に

きれいになった東京駅の駅舎を撮影しました。

023

知らなかったのですが、こうして撮影ができるようにと

駅前ロータリーに広いスペースが確保されています。

020

その奥には、丸ビルと新丸ビルの間から、皇居の緑が望めます。

そして左手には、東京中央郵便局が商業施設の「KITTE」に

生まれ変わっていましたので、ちょっと覗いてみることにしました。

026

面影を感じさせるファサードです。

4階には、1931年の創建当時の雰囲気が感じられるようにと

旧東京中央郵便局長室の内装が再現されていました。

033

室内に足を踏み入れますと、先程とは別の角度からの

東京駅の駅舎を見下ろすことが出来ます。

031

この局長室は、休憩コーナーとして

利用できるようになっていました。