今年も1月3日は、ニューイヤーコンサートへ行ってきました。

演奏は、ウィーン・フォルクスオーパ交響楽団で、

会場は、日本のホールの中では格の高さを感じさせる

サントリーホールです。

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照明の配置が何故?と思うような状態に

なっていたことは気になりましたが、

内容は曲目によって、バレエ団メンバーのペア2組によるダンスも加わり、

華やかなステージで、今回は2階中央前よりの席だったのですが、

演奏者お一人お一人の様子も良く見え、

1階席とはまた違った楽しみ方で堪能することができました。

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プログラム最後には、ヨハン・シュトラウス2世による

『美しく青きドナウ』を聴くことができましたし、

アンコールの最後には、念願かないまして、

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の

ニューイヤーコンサートでおなじみの

ヨハン・シュトラウスⅠ世の『ラデツキー行進曲』で、

「こんなきれいな手拍子聴いたことがない」と思うくらいの

指揮者が指揮する手拍子の美しさを体験することができました。

このために足を運ばれている方も多いのでは?と思うくらい、

病み付きになりそうです。

今年も恵比寿ガーデンプレイスで行われました

佐野元春&ザ・バンドのクリスマス・ライブ

『ルルティモバーチョ アンノ』へ行って来ました。

昨日すこし触れました、佐野さんの新曲

「みんなの願いかなう日まで」も聴くことができました。

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そして途中に、佐野さんが突然、写真とってもいいよ!と、

でも、次に演奏する曲の中で

「パワー・スライディング」をしている時だけだよ!とのことで、

その瞬間、上の写真のようなことになりました。

何だかわかりませんが、白い輪郭の人が佐野さんです。

どちらかと言うと皆さんがカメラを構えているのが撮れました。

佐野さんからのサプライズプレゼント。ありがとうございました。

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外に出ると、恵比寿ガーデンプレイスのバカラのツリーが、

今年もとっても綺麗でした。

1日の日曜日は、ゆうぽうとホールで行われた

シルヴィ・ギエム&アクラム・カーンの

『聖なる怪物たち』の公演を観に行ってきました。

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久しぶりのシルヴィ・ギエムでしたが、

彼女のその美しい肢体は歳を重ねて衰えるどころか

より一層磨かれ、それは正に感動的なレベルでした。

そして、その圧倒的な存在感の大きさと、

一方で時折見せる少女のような愛らしさにも

大いに魅了されました。

また、お相手のアクラム・カーンのダンスは今回が初めてでした。

残念ながら私は見ることができなかったのですが、

ロンドンオリンピックの開会式で50人のダンサーたちと

踊っていたのをご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

どちらかというとコンテンポラリーは苦手なのですが、

お二人のダンスは、コンテンポラリーでありながら、

根っこには、クラシックバレエやインド舞踊の伝統が

脈々と流れていることが感じられて、違和感なく観ることができました。

75分と短い演目ですが、『聖なる怪物たち』の競演は

濃密で驚異的なものでした。