今日も葉山周辺は、予報通り大雪に見舞われています。

21時現在の今も降り続いています。

前回の大雪から1週間も経たないうちに

記録的な大雪が再び降るとは、思いもしませんでした。

今日の昼頃には、天窓がすっかり雪で埋め尽くされていました。

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ところで今晩、日付が変わる頃から

フィギュアスケート男子のフリースケーティングが始まります。

昨晩のショートプログラムはとても見応えがあるものでしたので、

FSへの期待が高まります。

選手の皆さんの会心の演技が観られるよう

祈りながら観戦したいと思います。

大雪で停電にならないことも祈らなければならなさそうで、

少々心配です。

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そして、SPでは、プルシェンコ選手にとって、

とてもとても残念な結果が待っていました。

私にとってプルシェンコ選手は、

1998年のNHK杯で初めてその演技を見た際に、

「王子様が滑っている!」と思ってからずっと

愛してやまない唯一無二のスケーターでした。

これまでに数々見せてくれた感情豊かで人間味あふれる

その全身全霊のスケーティングに魅了されてきました。

こころから感謝の気持ちを贈りたいと思います。

ありがとうございます。そして、お疲れ様でした。

先週土曜の夜、映画『ゼロ・グラビティ』を観て来ました。

アカデミー賞にノミネートされている話題の3D作品です。

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前評判通り、その期待を裏切らない内容でした。

そして、初めての3D映画体験でしたので、

「違和感があったら楽しめないかもしれないなぁ~」

などと心配しておりましたが、全くの徒労に終わりました。

3D初体験映画としましては、

とても自然で入り込みやすいものでした。

ストーリー展開は単純ですので、今度は字幕を読まずに

もう一度、映像をじっくり楽しみたいと思ったりしました。

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ひとつ残念だったことは、

無音の宇宙の話と言うこともありまして、

全体的にとても静かな映画なのですが、後方にずーっとお菓子

(おそらくポップコーン)を食べていてる方々が居て、

その雰囲気を堪能することができなかったことです。

飲食禁止にして欲しい映画です。

また、疑問だったことも、何故原題『グラビティ』に対して

邦題は『ゼロ・グラビティ』なのでしょう。

映画を観終えると、それはより一層、不可解になります。

そして最後に、大変私的な感想なのですが、

ヒトは圧倒的な絶望に包囲された時、如何に対処するか。

昨年末に打ちのめされるような出来事ありまして、

絶望感に包囲されていましたので

いかに抜け出すか、

この映画に希望を見たような気がします。

正月休み最終日の5日には、

『発信//板橋//2013 ギャップ・ダイナミクス』

と題された6人の作家による展覧会を観に、

板橋区立美術館まで行って来ました。

現代アートは苦手な分野ではございますが、

どの作家さんの作品も力があり、見応え十分でした。

この日が最終日だったのですが、途中NAVIが迷走しまして、

あまり時間がなく、ゆっくり見られなかったことが、心残りです。

大矢りか 立ち尽くす木

さて、その中でも今回、一番の目的は、

大矢りかさんの作品 『 立ち尽くす木 』 です。

朽ちることを表現しているこの作品に惹かれます。

大矢りか 立ち尽くす木 タテ

「廃墟ブーム」というものもありましたが、

朽ちていくその姿は多くのことを訴えかけて来ます。

それ故、皆、心を奪われるのではないでしょうか。

そして、日本人が、桜(ソメイヨシノ)をこよなく愛するのも

「散り際の美しさ」故、 似た感覚のような気がします。

朽ちることの魅力に気づくと、枯れることも素敵なことだと思えます。

松匠創美で建てる家は、いつかは地球にかえる素材を選び、

住まい手さんに愛され、朽ち果てるまで建ち続けていて欲しい

との思いで、設計をしています。

りかさん。いい刺激をいただきました。ありがとうございました。