今日も少し遡り、みどりの日のことになります。

この日は、都内でメンテナンスの現場がありまして、

立ち合いのために出掛けました。

場合によっては1日かかる事も覚悟していたのですが、

思いの外早く、昼過ぎには完了しました。

そこで、建て替えのために休館になるブリジストン美術館へ

『ベスト・オブ・ザ・ベスト』を観に行って来ました。

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会期終了(5月17日[日])が近い、大型連休中と言うこともあり、

チケットを求める方々の長い列ができていました。

幸運なことに招待券を頂いて居りましたので、無事会場へ。

創設者・石橋正二郎氏の美術品収集に端を発する

石橋財団コレクション2,585点から選び抜かれたという、

約160点、どこに目をやっても煌く作品ばかりです。

展示の構成は、

Chapter1. 西洋近代美術

Chapter2. 日本近代洋画

Chapter3. 戦後美術

是でもか是でもかと展示された作品群は、

名立たる画家の作品がずらりと並び、その豪華さたるや

ちょっとしたパニックに陥りそうなくらいでした。

藤田嗣治も素晴らしかったですが、

青木繁の作品「わだつみのいろこの宮」は、

神がかりな空気を漂わせていて、虜になりました。

行列ができるほどの人で、会場内もごった返していたのですが、

目玉の作品に人が集中することなく、思いのほか観やすく、

タップリと好みの作品を堪能することができました。

ありがとうございました。

昨日は、マリア・パヘス舞踊団による公演

『Yo,Carmen~私が、カルメン~』を

渋谷Bunkamuraオーチャードホールまで観に行って来ました。

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2011年『MIRADA~ミラーダ~』の時も、

2013年『UTOPIA~ユートピア~』の時もそうでしたが、

今回もカーテンコールの拍手を送りながら目頭が熱くなる

本当に素晴らしい公演でした。

年を重ね、衰えるどころか冒頭からほとんど舞台の上で

踊り続けるマリア・パヘス、その姿は正に『私が、カルメン』

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マリア・パヘスのコメントを読みますと

「今までの“カルメン像”は、男性たちによって築き上げられた

ファムファタール的な、いわば幻想の女性。

私はその幻想を否定し、すべての女性の中に潜む

本物の“カルメン”にスポットライトをあてる。

舞台を観た後には、欲望を、喜びを、自由を、自立を、

そして人生を取り戻していると、私は確信しています。」

マリア・パヘスから女性たちへの熱い応援に力を貰いました。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

昨晩は、billboard 東京へ、

「ルーツ・レゲエ」を世界へ広めた2大ミュージシャンの一人、

Jimmy Cliff の Liveに行って来ました。

写真がかなり懐かしいです。

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とにかく余計なことを何も考えずに、心の底から楽しめました。

billboard って踊ってはいけないのかと思っていましたが、

全くそんな事は無く、

明らかにレゲエが好きと言った風貌の方も

それを微塵も感じさせないお仕事帰りで

スーツ姿の男性やOLの皆さんも

思いっきり自由に盛り上がり、楽しんでました。

こんなに楽しかったのは久しぶりです。良かったです。

Jimmy Cliff の力強い歌声も素晴らしく、

最後までJimmy!Jimmy!とアンコールが鳴りやみませんでした。

時折、こんな体験をすることで、

自分の行いを見つめ直す機会が得られます。

脳ミソや思考が満足するだけでは欲求不満は解消されません。

魂が喜ぶことをするよう心掛けることが大切なのでした。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。