昨日は、マリア・パヘス舞踊団による公演
『Yo,Carmen~私が、カルメン~』を
渋谷Bunkamuraオーチャードホールまで観に行って来ました。
2011年『MIRADA~ミラーダ~』の時も、
2013年『UTOPIA~ユートピア~』の時もそうでしたが、
今回もカーテンコールの拍手を送りながら目頭が熱くなる
本当に素晴らしい公演でした。
年を重ね、衰えるどころか冒頭からほとんど舞台の上で
踊り続けるマリア・パヘス、その姿は正に『私が、カルメン』
マリア・パヘスのコメントを読みますと
「今までの“カルメン像”は、男性たちによって築き上げられた
ファムファタール的な、いわば幻想の女性。
私はその幻想を否定し、すべての女性の中に潜む
本物の“カルメン”にスポットライトをあてる。
舞台を観た後には、欲望を、喜びを、自由を、自立を、
そして人生を取り戻していると、私は確信しています。」
マリア・パヘスから女性たちへの熱い応援に力を貰いました。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。